日記
日記や短文です。
日付は、下がいちばん新しいもの。
[2009年8月下旬]
8月17日(月)
カワハラが出品している
COWBOOKSの「Little Press Fair 2009」へ。カワハラとともに。
ふたりで以前つくった自費出版の「ひとりがけの椅子」も
一緒に置いていただているので、ご挨拶もかねて。
カワハラの絵の本は、出品する前に見せてもらったが、
すごく彼女の世界観があって、よかった。
(上のリンクから、川原真由美の名前をクリックすると、表紙だけ見れるはず…。
他の人のも名前をクリックすると、
表紙やその人のHPにリンクされていて、とても優れている…)
スイセイさん(落合郁雄さん)のも、大作だった。
スイセイさんの文章って、
なかなか日本人に書けないようなウイットがあって、とても好き。
井上庸子ちゃんのは、ほんとに庸子ちゃんらしい、美しさだった。
「ラーメンズ」の小林賢太郎さんの文庫の表紙も、
さすが…!というおもしろさ。
会場で偶然、ヨガ仲間でもある
イラストレーターの谷山彩子さんと出会ったので、
「うわー、すごい偶然~~~!」と言って、
3人でお茶した後、
谷山さんが知っている、気持ちのいい場所を散歩して帰った。
充実…。
8月18日(火)
梅の瓶を、ふた瓶、
今年はもうざるに広げないで、瓶のまま日に当てる方法にしよう、
とベランダに出しておく。
しかし、曇ってきて、微妙…。
今年みなさん、晴れが続かないので、干す時に苦労しているよう。
岩隈、日ハムを6-3でくだし、完投で10勝目!!!
フタケタに乗った~。
セギノールが2本、ホームラン! これでチームも4連勝。
デーゲームなので、
西武が勝ってしまう夜までの、非常に短い時間、3位に上がる!
夜。こないだの日曜の奇跡的な逆転試合を、
また見たくて、
最後のほうだけ見て、もう結果を知っているのに、涙ぐんだ…。
8月20日(木)
日ハムは、インフルエンザに感染した選手が出て、たいへんそうだ。
そんな中、試合は続く。
鉄平が、ホームラン2本!で、4-1で勝ち!
永井は自己最多の8勝目! 草野も戻ってきた~。
西武が負けたので、再び3位に!!!!!
8月21日(金)
原稿の直しを宅急便で出す。
ほっ。がんばった~。
8月22日(土)
明日から、義弟家族と小倉競馬場へ。
私達は、1日早めに到着し、馴染みのおいしいところへ。
久しぶりに、板さんの顔が見れて嬉しい。
その下で働いている、若いお兄さんも、
朝から細かい下ごしらえを延々したうえで、
今、てきぱきと右へ左へ動いていて、感動。
板さんとの「あうん」の呼吸もすばらしく、
次々とタッパーから何か出したり、渡したり、明るく怒られたり(笑)。
見ているだけで、楽しい。
あー、なにもかも、おいしかった…。
料理というのは、志で、
どこまでも、遠くにいけるんだなあと思う。
8月23日(日)
小倉競馬場は、天気もよく、気持ちがよかった。
パドックを見て、あれこれ買うが、ヒットはなし…。
札幌記念を買う時、テレビのパドックで
ブエナビスタって、あんな感じだっけ…とはずしたら、2着だった。
夜、昨日
板さんに、教えていただいた
日曜も開いているお知り合いのお店で、
6人で食べまくり…。おいしくて、食べ過ぎたー。
ま、いいでしょう。
8月24日(月)
飛行機で東京へ。
昨日食べ過ぎたのに、羽田のキハチで、3時頃?
くにぞうとまた食べてしまったため、
もう夜は食べないことに。
買ってきたいちじく1コだけ、食べてしまう。
早く寝て、10時間寝てました…。
胃に負担がかかると、ほんとに延々寝るなあ。
8月25日(火)
岩隈が、西武戦で、がんばって延長10回まで投げたのに、
最後に川岸がサヨナラホームラン打たれて負ける…。がーん。
8月26日(水)
お昼の買い物帰り。
担当の新聞屋のお兄さんに偶然出会う。
で、「この日のチケット(野球)ありますけど、どうですか?」と言われ、
とびつく。
「こないだもすごく楽しめました~。ありがとうございます」と言いつつ、
もらって帰る。
で、くにぞうに、「じゃーん!」と見せると、
「えーーー!!!! どうしたのー?!」と目が点に。
外で会って、もらったと話す。
そして、それは、こないだくにぞうが行ける日だと話してて、
予定表に赤丸を付けていた日のチケットだった!!!!!
「うおー、また帆帆子さん状態?!」
「すっごーいー!!!」
「やったねー!!!」
「ツイてます!」と言い合う。
そして仏壇に供え、ふたりでお礼を言う。
*************
谷山さんちで、ヨガの持ち寄り会。
がっ!
カメラの調子なのか、なんなのか、ものすごく真っ暗く写ってて、
お料理載せても、見えなそうなので、今回すいません~(謝)!
しかし、またしても、メニューがいっこもかぶらず、
絶品の料理が揃ってました。
同じ材料でも、全然知らないやり方があったり、
その人の個性も見えて、料理って、つくづくおもしろい。
ちなみに、私は、「ゆるゆる冷えとり日記」にも載せた
れんこんのチヂミ風を持参。
くにぞうは、煮豚の要領で煮た、牛肉煮を。
やわらかく、できてました!
わー君は、またみんなのところを回って、アイドルになっていた。
電車の時間がある人とか、そろそろおひらきに。
くにぞうら、男子が寝ころんでいるなか、
残った女子で、お茶飲んでまったり話。それまたいい感じ。
くにぞうを起こして、連れて帰る。
真夜中だったが、楽天も気になるので、録画を早送りで見ると、
永井が6-0で西武を完封だった~(泣)!
また4位から、3位に返り咲き!!! これは、でかい!
8月27日(木)
今年は瓶のまま干そうと決め、2日干してみた梅干しだったが、
どうも天気が微妙に曇ってばかりだったので、
やっぱり広げて干そう!と、ざるに広げる。
真紅に染まった梅をひとつひとつ並べる時って、すごくプロっぽくて楽しい。
そして梅シソの香りで、とてもやすらぐ。
何度も書いてるかもしれないけど、
絶対に、精神安定のための香水として売り出したほうがいい(笑)。
というか、梅を漬けると、精神にいいと思います。
今年は、いつもたのんでいる自然食品店から来る梅が、
けっこう熟して柔らかい梅だったので、仕上がりもやわらかい。
南高梅も大きく、ふっくらやわらかなので、
両方とても、すごくいい感じに思える。
が、こんなにやわらかいのは初めてなので、
瓶からすくいあげる時、例年おたまでやっていて、
そのまま無防備にやってたら、いくつか潰してしまった。
あわてて、手ですくいあげるように変更。
日が当たっている梅干しを見るのは、なんとも、いい気分。
**************
くにぞうと録画してた「仁侠ヘルパー」を見る。
(以下、完全にネタバレ↓)
アラフォーシングルの女性が、ひとりで母親を介護する話。
元教師のお母さんは目が見えなくなり、
ささいなことで、高圧的に娘を呼びつけてしまう。
娘はたったひとり、
母のせいで、弁当屋さんの仕事にも支障が出て、
精神的にもギリギリのところまで追いつめられている。
そしてある日、
ついに限界を超え、母を包丁で刺そうする場面に、
その状況を知ってて、カンが働き、彦一(剛君)が飛び込んでくる。
今度は、彦一にむけられた包丁。
しばし、緊迫したシーンの後、 床に血が落ちたので、刺された!と思ったら、
包丁を、彦一が、なんと黙って手のひらで押さえていて、
(何も言うな…)というふうに、首を振るシーンは、圧巻…。
刺した女性はヘナヘナと座り込む。
しかもお母さんが目が見えないので、何が起きたかわからないように、
彦一は全部声を出さずにやっているのだ。
かっこいい…(泣)。
あまりにかっこいいので、何度も見たいのだけど、
刺されるのがこわくて、あまり見れない…。
そして、施設の仲間に包帯を巻いてもらいながら、
女性が「ごめんなさい…」と謝るのを聞いている彦一だったが、
しばらくしてすっと立ち上がって、
「明日ばーさん、(うちの施設に)連れていく」と。
「え?!」と驚く女性に、
「しばらく、うち(の施設)で預かんだよ」と。
「何言ってんですか! ダメです! 母は私が…!」
と言う女性の首根っこを、
ぐっとつかんで、
「そんなにいい娘で、いてぇのかよ。
そのまま、てめーの人生、棒にふんのかよ」と。
これに、泣けた…。
暴力的だけど、彼女を全面的に救う言葉。
人に頼れよ、と。
女性は、呆然として、
「毎日、毎日…。つらくて…。何度も思ってました。一緒に死のうって」
と初めて話す。
このシーンでの、音楽(サントラ)もすごく効果的なんだよね…。
**********
あと好きだったのは、彼女の元同級生で、
事情を知ってる酒屋さんの男性が、
たまには食事でも、と誘ってくれていて、
お母さんのことがあるから、断っていたのだけど、
職を失った時、失意のまま、彼に電話(事情は話さず)。
ところが食事の場所が、わりと高級なレストランだったので、
(彼もちょっとがんばったのでしょう)
彼女はカジュアルなシャツ姿で「こんな格好で…」と言うと、
彼は「いや、ぜんぜん…」と小さい声で言いながら、
自分もさりげなくジャケットを脱いで、ややくたびれたポロシャツ姿に。
これ、私が想像して、
この人、すごくやさしい…と思って、
ぶわっと泣けたんだけど、そうであってほしい。
そして、お母さんを施設に連れて行かれてから、
彼女は再就職先を電話で必死に探してて、
酒屋さんが、心配して見に来たんだけど、
彼女は玄関の戸を開けようとしない。
そして、
「帰って。
お母さん、人に押し付けて、自分だけふらふらできないから」
と言うと、
「いいんじゃないかな。たまにはふらふらしても。またくるよ」
とやさしく言って、帰っていった…(泣)。
この男性の役の人、私好きな人だった。
調べたら、小市慢太郎さん。
ほんとに正直な、いい人って役が似合う。
(あ!、剛君の「恋に落ちたら」の和菓子屋のダンナさん役じゃん!!!
「恋に落ちたら」もすごい、いいドラマです…)
************
そして、お母さんのほうは、
施設で彦一に子離れするように言われ、泣いていた。
きっとこれから、かわっていけるだろう。
そして最後にいろいろ解決のきざしが見え、
女性が、自殺用に買っておいた練炭と睡眠薬を、
ひとりでゴミ置き場に捨てるところで、
遠くに大きな、きれいな花火が上がる。
それを見て、泣く女性を見て、私も号泣…。
この花火の演出、なんか、すごい…。
きっと、また酒屋さんが来てくれるはずだ。
そして、今までより、ずっと、幸せなことが増えるはずだ。
でも、そこは描かれていない。
そのほうが、素敵。
あー、かいつまんで言うと、全然伝わってない感じがするなあ…。
しゅーん…。
ここまで書いてなんですけど(笑)、
見たら、ほんとにいいので、機会があったら、ぜひ。
なにはともあれ、ストーリーや役者さん、すべて傑作の回だった。
8月28日(金)
産経新聞にスマップの広告が出てるらしいので、
電話で問い合わせしたら、
最初の担当の人の名が、
「岩隈」で
次の部所で出た人が、
「田中」だった…。
楽天好きに、たまらないシンクロ…(笑)。
(と、今これを書いている時に、楽天からメルマガが到着…笑)
広告は30段の裏表で、文章の内容は?だったが、
写真がめっちゃ男前だった。
**************
2日目の梅を取り入れて、瓶に無事詰める!
終了! やったー。
夕方からは、くにぞうと嵐のコンサートへ。
国立競技場へ。当たったのです。
梅干しを取り入れてから国立に行く人って、完全に私だけだと思う…(笑)。
(以下、ネタバレも)
スマップの時、全部落選してたから、国立入るの初めてで、ドキドキ。
客席が横長になるように、ステージがつくられているので、
けっこう豆粒じゃなく見えそう。
というか、バックステージの後ろの、階段みたいなスロープのすぐ脇で、
下の方の席だったので、めっちゃ見えました。
今日、お友達も2人で入る日で、
なななんとアリーナ~!
携帯メールで連絡取ってたら、私達の目の前から、ぐーっと降りていって、
バックステージの横だった!!!
「わかった~!」とか言い合って、手を振り合って、位置を確認する。
いやー、まさかオープニング、5人で飛んでくるとはね~。
空をバックに、素敵だったー。
が、びびった…。あんな高さ…。翔君、よく気絶しなかったね。
アリーナの友達は、上空にワイヤーが張ってあるのに気づいて、
「あ、飛ぶ!」と思ったそうです(笑)!
そして、好きな曲満載でよかったなー。
通常版にしか入ってない隠しトラック?が、とても盛り上がる曲で、
がんばって、何度も聞いていったけど、すっごいよくて、飛びはねる!
だんだん暮れていく空、
新宿のビルも遠くに少し見えたりして、きれいだったあ。
国立、いいねー。
そして10周年なんで、昔の写真とか、これまでのことも、いろいろと。
隣の女の子は、タオルで涙を拭いていたぞ。
それを見て、よかったね…、とひそかに思う母のような私。
コンサート終了後、大量の人の中、無事に脱出して、
アリーナのお友達と落ち合って、
ごはんを食べたんだけど、ふたりとも胸いっぱいのご様子だ…。
そんなあなたたちが、かわいらしいです(笑)!
8月29日(土)
仕事していたら、くにぞうが西武×オリックス戦を見ていて、
そこまで見れないので、
「点が入りそうだったら教えて」と言ってパソコンへ。
すると、
「あ、ランナーが出ました」
「今、GG佐藤です」
「ダブルプレーです」
とちくいち、報告しにくるので、
「そこまではいいから」と止める。
そして最後のほうだけ見たけど、
下山という選手が打って、オリックスがサヨナラ!
その選手は、水をかけられたり、
坂口(この人は知っている)に抱っこされてたり、泣いてた気がする。
サヨナラって、どれも、けっこう感動的な試合になるねえ…。
全然知らない楽天じゃない試合でも、
その選手の喜びと同化して、くにぞうと涙ぐんでしまった。
これで西武は4連敗だ。
8月30日(日)
くにぞうと選挙へ。
しーんとしている体育館。
くにぞうの真似をして、同じように紙をもらったり、箱に入れたりした。
夕飯。
さんまのソテー(スーパーで開いて売ってたものに、小麦粉つけて)、
豆腐とゴーヤ炒め、とうもろこし、茹でいんげん、
くにぞう作の煮豚、枝豆の残り、梅酒の梅。
梅酒の梅は、時々出して食べると、箸休めみたいでおいしい。
8月31日(月)
スマスマにダルビッシュの奥さん、サエコが出ていた。
スマップ5人で「ここだけの話」をインタビューするのだ。
サエコとダルビッシュとは、共通の知人の誕生会で
サエコがぽつんとしてたら、
同い年のダルが隣にきて、話が始まったらしい。
付き合ってからも、
ダルビッシュは、今まで野球ひとすじで、デートとかしてこなかったらしく、
日ハムの本拠地である札幌に遊びに行った時、
「時計台に連れてって」とサエコが言ったら、
ダルが連れてってくれたのは、
「テレビ塔の下」だったそう(笑)。
「テレビ塔も、時計がついてたから、間違いではないんですけど…(笑)」
と言っているサエコ、いい人だなーと思った。
初めての夜ごはんも、居酒屋さんに連れて行かれたそうだ。
そんな素朴なダルも、かわいいなー。
************
そして、WBCの裏話も。
あの、ダルが9回に同点に追いつかれた決勝は、
サエコはあの球場にいて、
本来なら日本の守護神で、この場面を押さえるような立場の投手、
藤川の家族と隣同士で見ていたらしい!
それを聞いた中居君、「えーーーーー!!!!!」と驚いて絶叫していた。
(我が家でも同じく絶叫!)
で、藤川ではなく、ダルビッシュが登場した時、
藤川の奥さんとお兄さんは、
「がんばれ、ダルビッシュ!」と応援してくれていたそう。
が、打たれて9回裏で同点…。
サエコは、
「『あ、日本に帰れない…』と思っちゃって…」と言っていた。
その時、藤川のお兄さんが、
「大丈夫だよ。サエコちゃん、(ダル)やってくれるよ」
と言ってくれたのだって…(泣)。
うわーん、なんていい人なんだろう…。
「それで、みんなの力を信じて応援してて、
だから、イチローさんが打ってくださった時は…」
と言うと、中居君が、
「イチローなんか、神様だよね…」と。
「神様でした…」とサエコ。
このくだりで、くにぞうと私、号泣…。
*************
あと、別の話になって、ダルビッシュは、
いろんなことに感謝してくれるのだと言っていた。
サエコが料理とか、いろんなことで支えてることとかにも、
「ありがとう」と言ってくれると。
それは、ダルビッシュのお父さんの、
「言葉に表さないと、人には伝わらないよ」
という教えからじゃないかと言っていた。
WBCで最後に優勝して、国旗を持って場内を一周する時も、
ダルが近寄ってきて、サエコを抱きしめ、
「ありがとう」
と言ってくれたのだって。
「それだけで、もうここに来てよかったと思って…」とサエコ。
いい夫婦だなーーーー。まだ23歳とかの若さで…。
くにぞう、超感動して、泣いていた。
岩隈が、このふたりをいい夫婦だと言って、
すっごく家族ぐるみで仲良くしているのも、うなずけた。
精神性の高い人は、出会うべくして出会うようになっているのだろう。
くにぞう、感動がおさまらず、
そっから録画してたWBCの決勝を見ることに…(笑)。
何度見ても、いいわ…。
イチローが打った時の、スローモーションのようなボールの軌道。
誰がガッツポーズしたとか、暗記しちゃうな…(笑)。
いやはや、サエコという人をまったく知らなかったので、
この企画、よかったなー。ありがとうございました。
剛君は、インタビュー途中で、
意味なく、慎吾にぶったたかれたりしてましたね…(笑)。
かわゆし。
*************
気温が、18度とか?、
ぐっと秋のように下がったので、鍋に。
鶏団子鍋。
ほんとーに、温かい汁を飲むと、ほっとする…。