2012年8月

日記

日記や短文です。
日付は、下がいちばん新しいもの。








[2012年8月]



8月1日(水)

本の表紙ラフがあがってくる。
なんか、楽しい感じで、かわいいと思う。
デザイナーの千葉さんは、ほんとにお上手。
自分の写真が出てることについては、もう観念する…。
効果的で、中身がわかりやすいと思うので。



8月5日(日)



夏は暑いので、あんまり出汁もとらず、
味噌汁もほとんど飲まなくなってきているのだけど、
久々にちゃんと、ナスの味噌汁をつくって飲んだら、
最高においしかった…。
味噌汁って、偉大。









8月6日(月)



オリンピック、いろいろあったけど、特に感動したもの。

ついにメダルに手が届いたバレーボール。
まさか取れると思ってなかったから、ほんとに感動的だった…。
セッターの竹下とサオリンが、抱き合って泣いているところで泣く。
バレーをずっと中継し続けてきたアナウンサー
三宅さんの号泣、&はしゃぎすぎインタビューが、
まるで選手のお父さんのようだった…。


卓球団体も。
以前時々、テレビ東京で、世界選手権など見てたから、
これまたほんとうに、中国系の壁を破ったことが信じられず。
崖っぷちから持ち直したゲームもあって。
最後に石川と平野が抱き合って、愛ちゃんのほうに行ったあたりで号泣。
ほんとうによかったなあ…。


フェンシングも。
残り1秒!!!!!で太田が追いつき、延長勝ち!
朝っぱらから、大興奮で、
口があんぐり開いたまま、信じられなかった。
最後、ビデオ判定で勝ちを告げる判定員の動きから、
瞬時に飛び付いて喜び合うメンバーを見て、またまた泣く。
最後まであきらめないって、ほんとうに存在するのだ。










8月9日(木)


お昼ごはん。
卵焼きともやしのナムルの残りを、
玄米で食べる時、
テレビをつけたら、「3分クッキング」をやってて、
「卵ともやしのすまし汁」だった。微妙にシンクロ!



編集部に出向いて、校正を戻す。ふううーー。
徐々に大詰め。
本をつくる時、毎度のことだが、
くにぞうも文字が間違ってないか、家で何度もじっくり見てくれる。
(職業柄、私より漢字や常識などよく知っているので)
くにぞうも忙しいというのに、ほんとにありがたい…。



     ********




その帰り、
渋谷の「ヒカリエ」に。初めて中に入る(笑)。
「天衣無縫」さんが移られてから、
まだ行ってなかったので、伺って新しい店長さんにもご挨拶する。


タオルをひとつ購入。
(ハンドタオルのほうは、頂いてしまった。こっちも気持ちいい…)





このガーゼのフェイスタオルのほう、
さわっただけで、ものすごく気持ちがよく、「ふわふわですね!」と言うと、
「4重織り」というのは、なかなかないらしく、
天衣無縫さんでも、自信作のよう。
発売当時の社長さんのコメントが、こちら(ブログ12/4/22)
ネットでも買えるようですが、
(私が買ったのは、ラインの見えないオフホワイト)
「ヒカリエ」のお店も気持ちがいいので、ぜひ。
地下にあります。








8月10日(金)

昨日いったん校正を戻したので、
やることもあるが、今日は休んで、掃除をすることにした。
こういうの、とても大事だと、近年思う。

区切りをつける意味もあるし、
さっぱりするし、
いらないものを捨てたり、整理すると、
絶対に頭が休まると思う。

自分の部屋の資料の整理を中心に、
洗面所の引き出しやら、トイレのほうまで。
扇風機についたホコリも取る。
(消毒用エタノールでやると、スパッと取れて、二度拭きいらず)

さっぱりするーー!
掃除って、快感をもたらす
「エンターテイメント」ではないかと最近思う。







8月19日(日)


8月は、仕事でけっこうなカンヅメ状態。
毎日校正の文字と格闘したり、
ネットやメールで、ブランド名やアドレス等を確認し続ける。

ついに今日は、
目と肩がバリバリになって、ちょっと気持ち悪いくらい。
くにぞうが肩もんでくれたら、だいぶよくなった。
同じ姿勢でパソコンに張り付いて、
体の中の流れが滞るって、やっぱり、よくないなあ。
しかし、あとちょっとだから。がんばるべ。


くにぞう、夏季講習の合間のお休みだったので、
ごはんつくってくれる。
生ハムとモッツァレラ、茹でオクラ、
タコときゅうりの酢の物、十八番のイカ煮物!
おいしい~。
おいしいものって、人を癒す力がある。






ごはんに興味がない人って、
この世の楽しみのひとつが、ごっそりない、と思ってしまうけど、
そちらにはそちらの、
私にはわからない、楽しいことがあるのだろうな。







8月20日(月)


私のパソコンのバージョンが古いので、
スマホのバクアップが、パソコンでは取れないみたい。
で、とりあえず、「iCloud」というやつで、
バックアップをとることに。

これは「スタバ」や、「マクドナルド」、
「ソフトバンクショップ」など、
特定の、ワイファイの?電波が来ているところでないと、
できないそうなので、
買い物のついでに「スタバ」でやってみた。

ソフトバンクへの質問電話で、
事前にやり方のメモを取っておいて、
それに従ってやったら、できた気がするが、
できてるのかが確認できないので、まあ、できたとしよう(笑)。

スタバで、スマホなんか扱って、
なんか若者っぽく、
ソファでくつろいで、けっこういい気分転換になった。







8月23日~25日(土)


くにぞうの休みと、
原稿の校正スケジュールがちょうどよいので、
スマップのコンサートを見るために、いざ、ふたりで福岡へ!
(東京ドームだと予定が合わなくて、
1日行けるかどうか、という感じだったので)


今日が、全体のツアーの初日で、ワクワク。
がっ、
会場まであと数十メートルというところで、
猛烈なゲリラ豪雨に降られたうえに、
係員さんにグッズ売場関係のロープで区切られ、
その場に足止めされて!、
傘を差してるのに、完全にズブ濡れという事態が発生(笑)!
なんであんな時に、ロープをはずしてくれないのか~。


会場には冷房が入っていたので、ふるえるよう。
くにぞうはこういう打撃に弱いので、へこんでいた。
ヤフードームを本拠地にする、
ソフトバンクホークスのTシャツでも買って着替えようかしら、
(楽天ファンだが、やむをえない…)とまで思ったが、
Tシャツ売場は会場の外だったので、万事休す。
がんばってハンカチで水分を取る。

しかし始まって、立ち上がって、
リズムとったりしてたら、そのうち乾いた。




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初日だと、完全にネタばれの心配がなく、
ファンのみんなの反応も新鮮だし、やっぱり初日はいいなあ~。
昔の曲を1曲やるコーナーがあって、
大好きな「サマーゲート」だったので、私も周りも大絶叫!!!
こういうの、いつも、やってほしい!

中盤で、 巨大なギフトボックスのような
箱のセットで、その前面が大ビジョンになっているものが、
4方向に開きつつ、せり出してくると、
その映像と連動したことが、中で起こっていた、
(ちょっとわからないですね、ごめんなさい…)
というパートが、すごくよくできていた。
電飾付きの衣装も、きれいだった。
期待してた「クレイジー5」が、かっこよかった…。


ほぼ大満足して、おいしいものを食べに。
タクシーでうまく脱出する。
以前も行って、すごく楽しみにしていた和食屋さんへ。
(2日泊まるので、結果的に2日連続ここへ!)

やっぱり、おいしすぎる…。
そして店員さんも、てきぱきと気持ちがよく、
東京なんかより、全然お手ごろ。ふたりで、ほめまくる。

こうやって、よくふたりで地方に行っているが、
ほんとに福岡も札幌も、
人もよく、食もおいしく、大好き。
2日目もまた違う席から見て、東京へ戻る。








8月26日(日)

旅の間に印刷に回っていた、色校正が到着。
気合いを入れて、見ていく。



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楽天は、2夜連続のサヨナラ勝ち!!!
昨日は、カズオさんが、サヨナラヒット!

今日は、マー君がずっとがんばって、0-0で延長まで投げていたが、
10回裏、 新米のキャッチャーの岡島が、内野にゴロを。
万事休すかと思ったら、
ものすごく速く1塁を駆けぬけてる間に、
3塁の西村がホームへ突っ込んで、サヨナラ~!!!
岡島、めちゃめちゃにされていた。
いやー、気持ちいいー!

新人の岡島には、すごい才能を感じる。
キャッチング、2塁で刺す正確さ、足の速さ。
来年期待。




8月30日(木)

江里子さんの命日。
天に手を合わす。


くにぞうと映画「あなたへ」を見に行く。
高倉健さんの、6年振りの主演作。(以下、ちょっとネタばれあり)

剛君が共演してて(ちょっとだけなんだけど)、
イカめしのくだりが、すごくよかったなあ。
剛君は、ほんとに共演が嬉しかったみたい。

綾瀬はるかもよかったし、
亡くなった大滝秀治さん、
ほんの少しのシーンなのに、ほんとうに素晴らしかった。
健さんは、大滝さんが言われたセリフで感動して、
カットがかかった後、涙ぐまれたようだ。

健さんの妻役の
田中裕子が亡くなってしまう話なのだけど、
ふたりが夫婦になった後の、仲よさそうな回想シーンで、
田中裕子が、何かたわいのない、普通のことを、
喋るたびに泣けてきた…。



いつまでも、なかよく過ごしたい。
いつか、はるか、そのときまで。





8月31日(金)

東京で開催されたモーネの
きりがみ三景ー富士山、深海魚、くつしたー 展」を見に、
アーツ千代田へ。もう最後のほうで、すべりこむ。


井上さんのお父さまが切り抜いた膨大な数の富士山、深海魚、
お義母さまが切り抜かれた靴下。
とにかく実物は、美しく、圧巻だった…。

特に富士山は、同じ形なのに、
切り抜く紙(新聞や雑誌)が違うので、
それぞれ色が微妙にうっすらと違って、
グラデーションのようで、ほんとうにきれいだった…。

いつまでも眺めていたくて、何度もうろうろする。
これのポスターとかつくって、
日本の文化を世界に知ってほしい!、という気がした。

切り抜くところのメーキングビデオも会場で流れてて、
お父さんも、お義母さんも、かわいいの、なんの。



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残念なことに、この展示の少し後に、
お父さんは亡くなられたのだった。(9/7のブログに報告が)
私も井上さんからメールで伺って、
お会いしたことはないのに、涙が止まらなかった。
でも人生の最後に、すばらしいものを残された。
これを見たたくさんの人に、
年老いた親を持つ子供たちと、その親へ、
その大きな贈り物は届いたと思う。


切り紙展の様子は、モーネのブログにあるので、ぜひ。
8/4の搬入から、いろいろと。
(こちらの、元寺子屋の生徒さんの
ブログにも、展の様子が載ってました)

モーネさんでは、今後また切り紙関係の展示や、
ワークショップがいろいろあると思いますので、注目してみてください。
も、生前のお父さまのことが書かれてて、
ほんとにいいので、ぜひ。