日記
日記や短文です。
日付は、下がいちばん新しいもの。
ほんとに、ちらほらと書いたかんじです。
花粉症は、去年と同じくらいですねえ。
くしゃみ&鼻水。目はそんなに赤くないかな…?、赤いかな。
ときどき、すごくあったかい日があって、
こないだまですごく寒かったのに、と思うと、
地球の四季の不思議さを感じます。
たぶんよく出てくる人
くにぞう:ダンナ
カワハラ(まゆちん): 川原真由美(18年来の友人のイラストレーター。
『ずぼらな青木さんの冷えとり毎日』の挿絵も担当)
[2007年3月]
3月3日(土)
「ゆるゆる冷えとり日記」 にも書きましたが、
池尻にある「IID 世田谷ものづくり学校」で、
「くらすことの教室」第3回がありました。
川原と一緒に参加。
私はものづくり学校に行くのは、初めてなので、
「おおお~、ほんとに学校なんだねえ」 となんか感動。
会場で、誘っていただいた「くらすこと」の藤田ゆみさんと
1月に生まれた円子(わこ)ちゃんにも初めて会えました。
か、かわいい…。
まだちっちゃくて、すやすやおねむり中でした。
(「くらすこと」のHPの日記や、
田中のり子さんが藤田さんの出産を取材された
「天然生活」5月号で、円子ちゃんに会えますよ…)
そして6、7名ずつの班に分かれ、食材が用意されている机へ。
講師の今井洋子さんから、今日のお料理の説明を聞きます。
高校の調理実習を思い出す。とても新鮮…。
で、いざ調理スタート。
こういうふうに初顔合わせの方達とお料理をつくるって、どんな感じなのか、
最初ドキドキしましたが、担当をじゃんけんで決め、
●筍と桜の玄米ごはん
●かぼちゃと麦のゆず味噌和え
●ひじきと蓮根の春巻き
●蒸し野菜と2種類のディップ
●キャロブとココアの蒸しケーキ
を、つくっていきます。
みなさん、とてもいい方で
「これって、こうでいいんでしたっけ?」
「これ、もう炒めちゃいますね~」とか、すっかりなごやか。
↑左は、蒸し野菜用の野菜達。
「 大地を守る会」の野菜で、マクロビオティックなので皮も丸ごと。
ボールでは、かぼちゃを麦や調味料と和えてるところ。
バットの中は、春巻きの具となる、炒めた蓮根とひじき。
蒸しケーキは、せいろで蒸すのです。
特に保育園くらいの小さいお子さんが3人いらっしゃったので、
一緒につくるのが、めっちゃ楽しかった~!
たとえば、春巻きの皮を
「これ、巻ける? 巻いてみようか~。ここに水をつけて…」
とか言うと、一生懸命小さい手で巻いてくれました。
「上手だね~!」 と言うと、すごく嬉しそうな顔。
圧力鍋で、玄米のたけのこごはんも炊き上がりました。
春巻きをこんがり揚げて、蒸し野菜とバスケットへ。
ケーキも蒸し上がり。
たけのご玄米ごはんは、桜の塩漬けとおにぎりにしました。
全班ができたところで、いただきーます!!!
おなかぺこぺこだあ~。
お料理は、ほんと~にどれもおいしかったです!
特に「ひじきと蓮根の春巻き」…。
なんか想像と全然違うというか、香ばしくて最高!
かぼちゃも、麦と合わせたりするのは初めてで、ゆず味噌との相性もいい!
ケーキも濃厚で、おいしかった~。しかも、こんなにすぐできるなんて。
くー、また全部食べたい!(つくれば…笑)
ずっと一緒につくってたちびっこ達も、おいしそうにパクパク食べてました。
いや~、とてもいい日だったなあ。
藤田さん達に「ほんと楽しかったです!」ご挨拶して、 おいとま。
スタッフのみなさんは、また2回目の教室の準備に入られてる。
川原と帰りがけに、学校の中を少し見学。
ほんとに学校ですねえ。なつかしい。でも、かっこいい。
でもこういう場所でのイベントって、雰囲気があっていいですね。
1階では、何か大学の卒業製作の展覧会などが開催されてました。
ここでは買えない、おいしそうなパン屋さんも。
インターネット販売のみ、だそうでした。
そのあと、川原とつもる話があれこれあったので、茶店で喋る。
何かを考えてる時、人に喋ると、また違う考えが入っていい。
ありがとう。
3月12日(月)
「ゆるゆる冷えとり日記」にも書きましたが、
打ち合わせで、 はじめて大阪の「くらしのたまご」のオフィスへ。
とても明るくて、きれいなオフィスでした。
夏に向けての製品の打ち合わせを、いろいろと。
詳細は、これから徐々に「プロデュース会議」内で
お伝えしていくことになると思いますが、
ちゃんとみんなでいろいろ検討して、真剣に考えています。
こういうものができるのか、できないのか、
プランナーさんからメーカーさんにあれこれ、あたってもらったり。
お昼のうどん屋さんでも、私がトイレに行って帰ると、
編集長さんが、 スタッフのみなさんに
「もうちょっと、将来的にこういうふうにしていったら、ええな」
(すいません、大阪弁は、違ってそう…笑)
みたいなことを、やさしく話されてたりしてて、
なんか、いいなあと思いました。
昔、自分が所属していた「会社」っていうものを
懐かしく思い出したり。
これからも、がんばりますので、よろしくお願いします。
ちなみに編集長さんは、スタッフさん内で、
サイトに載ってる似顔絵にすごく似てると評判です…(笑)。
3月17日(土)
夕方、ひょんなことから、牧ちゃん(牧野伊三夫)と
「四月と十月」の同人で、画家の金田実生さんのトークショーへ。
「四月と十月」の誌面で、スケッチ等は拝見していたが、
色のついた大きな作品は初めてで、すごくよかったです…。
なんとも説明できない、力のある、幻想的な作品。
金田さんは、牧ちゃんの先輩で、もう著名な画家の方なのだそうですね。
はじめて、ご挨拶。
会場で須曽さんや、他の知人の方にも偶然会え、
牧ちゃん達とごはんに行けて楽しかったです。
帰り、冷え込んできたので、手持ちの衣類を着込みました。
3月18日(日)
徐々に超はまっていった 「華麗なる一族」が、ついに最終回…。
う、さびしい…。
見る前は、親子や権力争いのドラマだから、私は苦手だろうな、
という先入観を持ってたけど、
鉄平の、どんなすさまじい苦境におちいっても、まだあきらめない姿に感動…。
人って信念があれば、どこまでも、できるものなんだな。
最終回の山で、光に照らされた最後の顔がもうすごくて、
鉄平がのりうつってた感じがする。
全編で、
西田敏行演ずる大川が、「本当の息子のように思っている」と言ったシーンや、
高炉の突貫工事に入る時、膨大な作業員を率いてきた玄さんのシーンで号泣。
そんな玄さんが…、あああ。玄さんと「ワカ」のシーン、全部好きだった…。
早苗もよかったなあ。
俳優さんは、みんなよかった気がする。
木村君は、ほんとにはまり役だと思う。
やっぱり、役と本来の性格って、あるんじゃないだろうか。
絶対にあきらめない、負けたくない、という信念が強く伝わってきた。
でもその分、最後に、ぽきっと折れてしまった。
父親に愛されてないということが、鉄平の心を折ってしまった。
3月19日(月)
じーっと窓を見ていて、なぜか急に(恒例…笑)
カーテンを洗い、窓拭きをすることに。
(1月に拭いたのとは、別の窓。小分けにするほうが気分もラク…)
また新聞紙で。適当な大きさにちぎってから、水でざっと濡らす。
それをボールに入れて運び、
びしょびしょだったら、後ろに乾いた新聞紙をあてがって、ざざっと拭く。
新聞紙は、こまめに新しいのに変えると汚れが再び付着しないよう。
それから、乾いた新聞紙でまたさっと拭き、
拭き後を神経質に気にしない方式で完了。
これだとけっこうすぐ終わり、でもすっかり気分はよくなる。
昔よりは、窓拭きするようになった気がする。
洗濯機に突っ込んだカーテンを干し、手で適当にのばす(笑)。
さっぱりすると「いい気が入る」ように感じる。
ところで、今年の花粉の量は、また去年みたいに少ないのだって。
がっくり。
今年も鼻水やくしゃみは出るけど、症状がわりと少ないから、
また体の中の毒が減った?とぬかよろこび中だったのに。
その中でも、あまり何も食べない日のほうが、
くしゃみとか少ない気がするのは、去年と変わらず。
まあ、がんばって出すだけ、出していこう!
それでも自分の体の中に原因があると思うと、
家の内部に絶対に花粉を入れない!…とか、がんばらなくてよく、
花粉を恐れる気持ちがあんまりないのは、よいところだと思います。
3月22日(木)
実家に帰ってたりしたので、久々に朝、ヨガへ。
自分で日頃も寝る前にちょこちょこはしてたんですが、
やっぱり華順先生の指導のもと、ちゃんと通して習うと、いいわ~。
体って、いかに日頃
曲げたり、 のばしたりしてない部分があるか、はかりしれない。
「ヨガってすばらしいです!」と先生に伝える。
お昼、川原とくにぞうとでおそば屋さんへ。
話すことがたまっていて、めちゃくちゃ喋り倒す。
で、川原さんの、新作言いまつがえ話を聞きました。
友達と喋っていて、
こないだ誰かを向かいのホームで見かけて、 という話の時に、
「ニアミス」と言いたかったらしいのですが、
「えーと、なんだったかなあ~、あ、ミスマッチ!」と言ったら、
もうひとりの私もよく知ってるお友達が、
「違うよ、ケアレスミスだよ」と言ったそうです…。
くわばら、くわばら…。
このふたりに囲まれると、ときたま、すごい感じになります(笑)。
3月23日(金)
「くらしのたまご」の和田編集長が、編集室ブログで
私の本「パソコンのお悩み、ひょいと解決!」を
読者プレゼントにしてくださっていた。
すごい、びっくり! でもすごく嬉しかった。
そういえば、大学の時の友達が
年明けにすぐ本を買ってくれたようで、
「目からうろこのことがいっぱい! いいよ、これ」
とメールをくれてました。
ひとりでパソコンをつかってて、
ずーっと全然わかってないことが多いという方(←私も)には、
きっといいんじゃないかと。
そういうトラブル体験を、項目ごとにあれこれ書いてます。
ウインドウズ XPの本なのですが、
パソコン全体の知識の話としても読めるかと思います。
夜は、天然ブリを買ってあったので、照焼きに。
この間、料理番組で、フライパンでこんがり焼き目をつけてから、
はちみつと醤油のタレをからめて焼く、というのをやっていて、
簡単そうだったので、その方式で照焼きに挑戦。
(今まで、くにぞうが甘いのがあんまり好きじゃなかったので、
あまりやったことなかったけど、最近やや嗜好も変わってきて)
タレをなめてみたら、はちみつと醤油はあまりに甘い気がしたので、
みりんと醤油を混ぜたものをジャーッと入れて、からめる。
(でもタレが足りなくて、結局後で掛けたりしたが)
食べてみたら、成功したぽかった! わりとふっくら。
くにぞうも、「おいしいじゃーん! いいねえ、照焼き」 と言ってくれた。
あとは、ほうれん草のソテー、焼きじゃがいも、蒸しにんじんなど。
いつも塩焼きなので、また照焼きもやってみよう。
3月25日(日)
やっとジュンク堂書店 新宿店の「くらすことの本」ブックフェア
を見に行ってきました。(もう終了しました)
フェアは、小さなテーブルと、本棚の中に、
いい感じにディスプレイしてもらっていました。 よかった…。
しかし、初めて行きましたが、
ここって、ほんとに巨大な本屋さんなのですね…。
図書館みたい。いろんな雑誌のバックナンバーもあって、
自分が掲載された先日の「クロワッサン」も見つけたり。
片隅で高知県の「牧野植物園」のフェアなのか、
グッズを売っていたので、ハンコやハガキ、一筆箋を買いました。
繊細な植物の図柄、かわいいです。
3月26日(月)
2、3日前に、味噌床にカマンベールチーズを入れておいたのを出してみる。
味噌床は、こないだ、持ち寄りの日に、
くまちゃんにみそ漬けを持ってきてもらった時、
中身を引き出してから、そのまま頂いたもの。
その時「もう1回くらいは漬けられますよ」と言われてて、
クリームチーズを買おうと延々思いつつ、そのままで、
カマンベールがあったので、ふと入れておいてみたのだった。
出して食べたら、味が染みてて、うま~い!
すごいぞ、味噌床!
ていうか、配合してくれたくまちゃん!
チーズを味噌の中から探して、引き上げ、
交代に卵黄を入れてみる。
ゆで卵をつくって、白身と分けて…、
味噌の中に、そおっと押し込む。(自己流だが…)
そして夜の一品に、カマンベールチーズの味噌漬け。
器も、くまちゃん(くまがいのぞみさん)の。
大人な感じです~。「なんかBARみたい」とか言って。
あとは、普通の煮物とかだったけど、すごくいい感じでした。
味噌漬けって、慣れたら、入れるだけなので習得したいな。
漬物だし、味噌は発酵食品なので、冷えとりにもいいのではないかと。
今度、味噌床のつくり方を聞かねば。
(卵も次の日出したら、もう味が染みて、おいしかったです…。写真は失敗)
3月28日(水)
(柏木)江里子さんに誘ってもらって、
川原と3人で、6日に鎌倉に行くことが決まる。
知人の展覧会があるので。
日帰りで遠出するのって、なんか、すごくたのしみだ。
特に鎌倉は、前からずっと行こう、行こうと思って、行けてなかったし。
思わず、行く場所の地図達をネットでプリントアウトして、
目の前のカーテンに留めて眺める。
たのしみだなあ。遠足みたい。
こんなにたのしみにしている自分が、なんか不思議。
(だったら、こういう機会をもっと前もってつくるといいのに、と思った)
午後。明日、持ち寄りの会に持っていくため、
フキのスジをいつもより丁寧めに取って、ゆで筍と一緒に出汁で煮る。
やっぱり筍なので、いつもの昆布&干ししいたけ出汁に
カツオ節をたっぷり加えた出汁で。
(写真撮るの忘れましたね…)
ウドも切って食べてみたら、新鮮なので、そのまま甘酢に漬けてみる。
ウドの皮は、谷山さんが日記に書かれてたのを見て、
みりんと醤油でキンピラにしてみた。おいし~のね~!
料理って、はてしなく、知らないものがあるのだなあ。
夕方、味が染みているのか、ふきと筍の味見。
私もちゃんとつくるの、数回目だしなあ。
夜、くにぞうに出したら、「おいしいじゃん!」と言っていたが、
人に出すかと思うと、これくらいの濃さでいいのか、わからなくなる。
が、味見ばかりしてると、持っていくのがなくなると気付いて止めた(笑)。
3月29日(木)
朝、くにぞうとヨガ教室へ。
今晩、このメンバーで持ち寄りの会があるので、
「楽しみですねえ~」といいつつ、いったん解散する。
家でフキと筍の味を見たら、一晩おいてるので、染みてるようだ。
これくらいなら、いいかも。
というか、もう持っていくしかないのよ…(笑)。
夜桜が咲いている中を、谷山彩子さんちへ。
今日は、HBギャラリーの久村香織さんも来られるのだ。うれしいな~。
谷山さんのお宅は、すごく素敵で、びっくりでした…。
そして徐々にみんなとともに集まってくる、野菜料理の数々。
トマトのピクルス、エシャレットの塩漬け、塩もみにんじん、
梅酢などが入った豆腐のディップ、半熟煮卵、
自家製干し野菜のクミン風味、
焼きネギのマリネ、ごぼうやにんじんの和え物などなどなど…。
鳥と筍の煮物。
そら豆と菜っ葉のおひたし。
アツアツに揚がって運ばれてくコロッケ達!
「ゆるゆる冷えとり日記」にも書きましたが、
今日は「コロッケ・パーティ」という名のもとに、
谷山さんがつくってくださってたコロッケは、な、なんと60個!
いや~、しかし、あんなに軽やかなコロッケ食べたのって、
あるかなあと思うくらいで、みんなでどんどんいっちゃった。
お肉は少なめで、干ししいたけが隠し味に入ってたりするからかなあ。
薄いカレー味のも、おいしかったあ…。
最初、「余ったら持って帰ってね~」 と言っていた谷山さんだが、
完食ですよ!!!
みんなで「え~~~!!! ほんとにー!」 とびっくり。
いろんな話もできて、とてもいい春の夜でした。
3月31日(金)
なんだか、最近、心がざわついてるよう。
夜中にふと本棚を見て、
「ひとりがけの椅子」 を手に取り、ひさびさに読んでみる。
なんか、おちついた。
作者が、なにやってんだか…(笑)。
でも、これをお送りして、救われたような気持ちになった、
と言ってくださる方がいたと、
友達づてに聞いたりして、
それは、私の人生で、ほんとにうれしいことだと思う。
なにがあっても、
また立ち上がって、
人に助けてもらったりしながら、生きていく。
生きていれば、嬉しいことも、かならず、やってくるので。
というか、ほんとは、もうそばにあるので。
自分の周りの幸せなことに、ひとつひとつ、気付けばいい。
前にも書きましたが、こういうちょっと落ち込んだ時、
最近、特に小林正観さんの本を繰り返し読んでます。
周りの誰かを変えるのではなく、
自分のほうの考え方を変える本といったらいいのか…。
目からうろこのことばかり。
どれもいい本ですが、
最初に読まれるなら、「宇宙を味方にする方程式」(到知出版社)とかかな。
もう私は何冊も読んでしまったので、
先日、ネットの「ありがとう書店」というところで、
普通の書店で流通してない小林さんの本を、
ごっそり9冊くらい買いました(笑)。(買いすぎ…)
今読んでる途中で、同じ内容も出てはくるんですが、
ほんと、どれもいいです…。
以前から、幸せに生きるための本をずっと読んでいて、
浅見帆帆子さんから、船井幸雄さん、
野坂礼子さん、小林正観さんとの本と出会い、
ほんとに自分が変われたような気がします。
なにか苦しいことがある方、
自分もそういう時期かな、と思われる方は、ぜひ読んでみてください。
体の冷えとりにも、
精神的なことがとても重要とされてるので、きっといいと思います。