日記
日記や短文です。
日付は、下がいちばん新しいもの。
日記に追われてばかりいるようなので、
ちょっと策を考えたいなあと何度も思う。
でも時間をきちんとあてる、ということだろうなあ。
そうして、ほかのものも書こう。
日記も何か進化していけたらいいなと思う。
[2006年2月上旬]
2月1日(水)
とても寒い日。
年々下半身の重ね履きが増えている気がする。
そうでなくても下半身が太いのに、
ますますウエストのところから
いちだんとバウムクーヘンみたいに外に出てる感じです(笑)。
真冬の外出時、一番外に履くあったかパンツは、
かなり前に買ったヨーガンレールのをフェルト素材のを
履きたおしており、(最近は詳しくないけど、見かけないよう)
よーく見るとひざ部分が薄くなってきてて、
やばいじゃんという状態。
で、去年のバーゲンで、マーガレット・ハウエルの
メンズのコーデュロイパンツなど買いました。
(レディスはかわいいけど、もともと入らないのだ)
メンズのは、おしりまわりがすごく広くて重ね履きに最高。
試着の時、なにげに店員さんに
「下にすっごい着込んでるんですよ…。入るかなあ、これ」
とか先に言う。(すべてその分みたいな言い方…笑)
結局無事入り、かわいかったので、 買いました。
ほんとにどこかのブランドで
真冬用に広めのあったか天然素材パンツをつくってほしい!
でも冷えとりがもっとポピュラーになったら、
この「秋冬の冷えとりパンツカタログ」とか普通に出るのかな。
でも絹下着はじわじわ広まってきたし、
近い将来、若い人でも
ファッションと逆行せずに健康になる時代が来るだろうと思う。
その日まで、ぷらぷら探す。
2月2日(木)
くにぞうが最近急速にはまっている
オペラのDVDを家で見る。「魔笛」というもの。
クラシックもほとんどわからないが、オペラもまるでわからん。
でも日本語訳がついているので、見たらなんかおもしろかった。
CDは知らない間にお風呂でかかってて、
知ってたりしたので余計に。
「この人が主人公?」 「この人はいい人?」
「ここ知ってる、歌える」 とか言いながら見る。
当たり前だが、声がすごくいい!
そして衣装が独創的で、
舞台装置もとても美しく、説明的じゃなくて、象徴的な感じ。
くにぞういわく、たいへんお金がかかっているらしい。
それもあって、チケットも5万円とか高いらしいのだ。
「あー、みえぞう(私)の趣味がオペラじゃなくてよかったよ。
これどんどん行ってたらすごい金額だよ」とくにぞう。
「でしょー。スマップファンなんて安いもんですよ。
コンサート以外はテレビ主体ですから」となぜか得意げな私。
でも年をとると、クラシック的なものもすごく体が受け付ける。
落ち着くのです。
そしてお互いの趣味が影響するのって、新鮮でいい気がする。
そしてたまには、素直に
相手の趣味に興味を持ってみると、とてもよろこびますよ。
2月3日(金)
実は1月下旬から、「ゆる体操」の講座にちょっと参加している。
しかし、用事と重なったりして、いけない日が多く、
いい生徒さんではないのだが。
「ゆる体操」は、年々ポピュラーになってきている
体をゆるめる体操で、「ゆるゆる」とか「ぷらぷら」 とか
その動作をほんとに声に出しながら、脱力な動きをするもの。
テレビでちょっと見たこともあり、本も持っているので、
だいたいわかっていたけど、ほんとにゆるゆるな体操でした。
けっこうキク~と思ったのは、「ひざこぞこぞ体操」。
(「ひざこぞう」でふくらはぎをもみほぐすことから
そういう名がついてたりする。
名前や動きが、みんなダジャレみたいでおもしろい)
これは寝っころがって、テレビ見ながらでもいいし、
回数とかも全部てきとうでいいそう。
口に出して「こぞこぞ」とか言うのが、ちょっとはずかしく、
どうしても小声になってしまうのだが、
ま、絶対言わなくてもよくて、
でも、言うほうが体がその通りに動きやすいのだそうだ。
そして先生がわりと若い女の先生だったのだけど、
すご~く「ゆる」な、いい方でよかった。
「遅刻してもあわてて走ってこなくて大丈夫ですよ~。
ちょっと電車乗り遅れても、イライラしないで
ゆるゆるって体操すればいいですからね~」とか言われてた。
途中にはさむ世間話も、ほのぼのおもしろかった。
やった感じで一番印象に残ったのは、
「気持ちよく、気持ちよく」といいながら、
人の背中をさする、というのがあって、生徒さん同士でやったら、
ものすご~く気持ちよかった!
「さする」ってすごいパワーなのだな。
そしていつも最初に「気持ちよく、気持ちよく」と言いながら
自分の手をこすり合わせるのだが、これも
10分くらいやってると、手がどんどんすべすべになる。
なぜー? おどろき。
そして、手にちょっと軽い「気」 みたいなのも充満してるように思う。
これも世間話をしてる時に、やってればいいのだそうだ。
いろんな待ち時間にやりたいなー。
そして、わりとどの動きも、
何かの合間にちょろっと出来るから、すごくいいと思う。
あとヨガとかポーズがキツイな、と思う年配の方には、ぴったりかと。
老人介護の施設や、病院などでも、
どんどんやったらよいのに、とすごく思った。
きっと、もっと広まりますねえ。
2月4日(土)
自然食品のお店で「豆乳の粉」というのを売っていたので、
急にみそ汁の残りに投入(ゆる体操的ダジャレ…)してみた 。
テレビで、みそ汁に牛乳を入れるとかいうのを見たので。
そしたら、ホワイトシチューみたいでおいしかった!
すぐ煮えるカブとキャベツも入れ、パンと食べた。
たまには、気分が変わってよいかも。
最近、イソフラボンに対しての発表があり、
また世間の評価が変わったみたいですが、
なんでもほどほどに取ればいいんじゃないでしょうかね。
2月5日(日)
洗濯。
干す時にすごく晴れているのは、プレゼントだ。
少し、ほーっと空を見上げる。
夜は、鳥ささみ、にんじん、青菜、玄米(冷凍)を
いっぺんに蒸し器(鍋にはまるざるを入れたやつ)に入れて、蒸してみた。
あんまりレンジを多用したくないと思っているので、
冷凍ごはんを蒸して戻せたらいいのだが、やり方がよくわからない。
途中で箸をさしてみて、あ、まだ固まってるとか思って、
飯をどんどん広げていったら、
ざるが米粒だらけになり、すごいめんどくさかった。
でも蒸したものは、なんでもすごいおいしい~。
塩やレモン醤油で食べた。
2月6日(月)
夕飯が鍋で軽かったのか、お腹が空いたっぽく、眠れず、
起きて別の部屋でパンを食べながら、雑誌を読んだ。
あんまり風呂以外で書物を読まないので、
しん、と夜の中に新鮮な時間だ。
「コヨーテ」 の吉本隆明さんのインタビューを読む。
ずっと大昔に広告のお仕事で一度だけご一緒した
新井敏記さんがインタビューされている文章だ。
インタビューに行く前のこととかもすごくよかった。
決まってから、お宅の近くを何度か歩いてみたりもしたそうだ。
新井さんは、これまで何百人の方に
インタビューされたのだろうなと思う。
吉本さんの答も、とても自然でよかった。
こちらも一度だけお仕事させていただいたことのある
ホンマタカシさんの写真もすごくよかった。
なにか、これから、じぶんの将来をぼんやり考えた。
こういう時間もいいなと思った。
2月7日(火)
雪だ。家からは、出ず。
最近カメラの調子がよくなくて、
電源が切れたり、入らなかったりしている。
けっこう使ったので、そろそろ限界かも。
そしてあまりにも弁当箱のように大きく、重く、
たいてい「それ、ビデオですか?」 と言われるので、
新しいのを買おうとネットで調べる。
でもクチコミ評価のサイトの意見って、
底なし沼みたいにたくさんあって、どんどん見てくとふらふら。
いったいどれがいいのか、わかんなくなる。
でもこういうサイトでも、
掲示板でどんどん答えるオタク的な人がいて、
詳しいと人に教えてあげるのって楽しいんじゃないかなと思った。
ちょっとずつ勉強し、
やはり接写に強いのは、今持ってるリコーらしいとわかる。
店頭でまた見てみよう。
夜カワハラと、くにぞうとで久々に中華。
くにぞうは楽しくて、食べ過ぎていた。
2月8日(水)
くにぞうは案の定、おなかがくだったようだ。
朝、長くお風呂に入っていた。
まあ大丈夫になったので、午後ふたりで散歩。
あったかい。「もう春だね」 と言いながら歩く。
またくにぞうが雑誌で見つけた
新しいおそば屋さんに行ってみることにする。
私は朝から何も食べずHPなどやっていたので、はらぺこ。
つまみをすごく頼みそうな勢いだったが、
かけそばのくにぞうに合わせて、だし巻き卵だけ追加。
そしたら、普通のざるが、
そばの香がしてすごくおいしかった!
ご主人もすごい謙虚でいい方で、「香がいいですね」と言うと、
選んではいるのだが、この粉も納得したものではなく、
「もうすぐもっといい粉が入ってきますので」と言われていた。
店を出て「志の高い人は、どこにでもいるね…」
と言いながら、日だまりの中を歩く。「やる気が出た」とくにぞう。
がんばってる人に弱いのだ。私も。
がんばろう。自分のことを。
電気屋さんにてカメラを見る。
よさそうな店員さんを見つけて、
「あの、なんかこの機種は、レンズカバーがなんとか…って
聞いたんですけど」とか、あれこれネットに書かれてたことを話すと、
「詳しいですね~」と言われる。
にわか知識なのに、すごく嬉しい。
女の人でも、キカイは弱いからとか、人まかせにしないで、
こうやって調べたりするの、いいと思った。
2月9日(木)
くにぞう、今日もお休みでまた散歩。
バレンタインのチョコを買いに行こうとしていた
少し遠いケーキ屋さんが、
駅のデパートに出典していて、行かなくてすんだ。
「ツイてます!」とくにぞうと言い合う。(「魔法の言葉」の)
その駅ビルには、東急ハンズ的な店もあり、
自然食品みたいなコーナーもあって、粉だけでもすっごいある。
「おおお~、すごい。もりあがる~!」と隅々まで見る。
玄米の粉とか、乾物とかあれこれ買ってみた。
「すごいたのしい~」と言う。
近所でもたのしみはたくさんありますね。
夜は、くにぞうが食べ過ぎの反省中で、
「まだおかゆがいい」と言うので、野菜みそ汁とおかゆ。
2月10日(金)
昼。まだやわらかごはんと野菜みそ汁。
具は、にんじんや大根を切って、無水鍋で数分やわらかくし、
そのまま出汁に投入すると、とても早く茹でられ、カンタン。
そしてこの野菜みそ汁って、野菜の甘い味が染み出て、ほんと最高~。
これだとカツオなしの、昆布だけの出汁だけでも充分だ。
「アンノン・クック」 さんみたいに、
スープの出汁は刻んだ野菜だけ、というのも
こういうことなんだな、とうなずける。
夜。風呂上がりにくにぞうが
寝室で何か言ったような気がしたので、
「何か言った?」とのぞいたら、ひとりですごい笑ってるので、
「は?」と言うと、「おならでした」 と言っていた。
どんだけの音なんじゃ。