2006年1月下旬

日記

日記や短文です。
日付は、下がいちばん新しいもの。




「見てます」メール、ありがとうございました。
とても力になりました…。





[2006年1月下旬]


1月21日(水)

雪。
どこにも行かずに、家の中にいる。
こういう時、食料がたくさんあって、
買いに出なくていいのがすごくうれしい。
夜は、豆苗の炒め、エリンギと缶コーンの炒め、
里芋、豆腐、水菜の鍋。











1月22日(日)

くにぞうと昔時々行っていた韓国家庭料理のお店を
ぜんぜん別の場所で見つけてびっくり。
少ない席数のお店で、
韓国から仕入れられる材料も限りがあるので、
あまり宣伝してないそうだ。

ずっと、覚えていた松の実のスープを飲む。
なつかしい。
お店が拡張すると、味が変わっていることがあるけど、
そうじゃなく、まじめに取り組む姿勢が出ているような味。
初めて頂いたサムゲタンは、激うまでした。




1月23日(月)

宮沢賢治の実際の手紙達とカワハラの絵で構成された
「あたまの底のさびしい歌」の打ち上げに、
私もおじゃますることになった。
発行された「港の人」(←会社の名前なのですよ)の方々、
編集、デザイナーの方とお会いする。

「ちいさなかたち」展に来ていただいて、
ちらっとごあいさつしただけだけど、
みなさん、すごく素敵な方達だった。

どこからか夢の話になって、
「胸の上に手を置いて寝ると、悪い夢を見る。見ませんか?」
と言われてた港の人の里館さん。
「じゃあ、そこに置かなきゃいいじゃないですか」
とみんなにつっこまれていたり、
たのしい話がえんえん続いてよかったです。








1月24日(火)

散歩に行ったら、
枯れ葉の中に、花が咲いていた。
誰も見てなくても、美しい。
こういう人になりたい。











1月25日(水)

オーパ・ギャラリーにマッチの搬出に。
たくさんの作家さんが、いらっしゃった。
もう全部書類がつくってあって、スムーズに終了。
思うところもいろいろあり、
新しい境地も広がり、よい経験をさせていただいた。







1月26日(木)


なんとなく体が重く、頭がふら~として、
風邪気のごくごく軽い感じなので、
ゆっくりすることにする。朝、半身浴。
お昼は、みそ汁、玄米、鮭。
くにぞうと古畑任三郎のイチローの回を
布団に入ったまま見ていたら、途中で寝ていた。
くにぞうも寝たらしい。
起きてしばらくしたら、まあまあな感じになっていた。

しかし、イチローって何でもできるんだなあ。
セリフは完璧に覚えてきてたとスポーツ新聞に書いてあった。






1月27日(金)

体調は、昨日とおんなじ感じ。
卵雑炊を食べ、
しょうが紅茶を飲んだら、おいしくて3杯飲んでしまった。


夕方、アンティークス「タミゼ」で行われる
スイセイ・ショーに行く。スイセイさん初の展覧会だ。

5時の実演に間に合うように道を歩いてたら、
会場で待ち合わせしてたカワハラに追い抜かれてた。
「おう! びっくりした~」と一緒に急ぐ。

会場には、スイセイさんの発明品が美しく配置されていた。
今まで書かれた言葉や、メモの紙も多々。
古い物のパーツを使ったり、何かと組み合わせたりした、
今までどこでも見たことのないような
考え方と形のモノばかり。

ある棚に置かれた小さなアクリルでできた箱を手に取って、
スイッチを入れると、
小さなモーター音が鳴って、
ひとつの穴から空気がほそぼそと箱に入り、
もうひとつの穴からしずかに出てきた。
その風を手のひらで受ける。
とても小さい装置。
「考え方」という装置だ、とひとりで思う。
なぜか、泣きそうな気分になる。

実演では、スイセイさんが「モバイル焚火」でごはんを炊く。
とってもおいしくできて、みんなでひとくちずつ食べた。

途中で来られた高山さんに
「スイセイさんみたいな人は、いませんね」と言うと、
「でしょう」とうれしそうで、
そのあと「 おならとかするけどね…」と言われてた
かわいらしい顔が忘れられない。

人に囲まれたスイセイさんの手があいた時、少し話。
「スイセイさんって空気の流れとかに興味あります?」 と聞くと、
「そう、それなんて言うか知っとる? 風水」と言われていた。
それぞれの作品につけられたコメントもそうだが、
スイセイさんって、はかりしれないウイットがあると思う。

そして「ほんとによかったです。
ごはん、大成功でよかったですね」と言って、
ちょっと体調もかんばしくなかったので帰る。

特別な夜だった。





1月28日(土)

ぐっすり長く寝たら、体はほぼ直ったようだった。
でも気をゆるめず、少食にする。昼はまた雑炊。
今日は、レモンをしぼったのに、
お湯、蜂蜜、しょうがを入れてみた。
またおいしくて3杯飲む。飲み過ぎ…。

夜、「時効警察」第2、3話。
1話の途中から発見したんだけど、ほんとおもしろい~!
ストーリーに関係ない部分がいっぱいあって、
別にオチとかなく、やりっぱなしなのがよいすね。
霧山君をふつうに「白熊君」と呼んだのとか、すごい笑った。
熊本さん(部長さん?)のセリフを増やしてほしい。






1月29日(日)


布団干し。
日がぽかぽかとしていたので、
そんな買う物はないと思うが、外に出たくなり、スーパーへ。
そしたら、すごいたくさん買う物あった。重!

夜、もう結果は知ってしまった
去年の「M-1グランプリ」の録画を見る。
優勝したブラックマヨネーズ、おもしろ! 
まだまだいろんな人いるんだなあ。







1月30日(月)

ちょっと前に買った
『「気分」の力で人生うまくいく!』
リン・グラブホーン(講談社)を読む。
よかったです!

これも帆帆子さんの本と精神的には同じことが書かれていて、
ちょっと違う視点からの具体的な方法があってよかった。

「強くイメージしたら、うまくいく」と信じていたいのに、
どうしても心の底で「それがない今の状況を心配してしまう」
というのが、私の解決したい点だった。
それこそが、希望が叶うのを妨げてるとはわかっていながら、
重要なことだと、どうしてもそうなってしまいがち。

でもそのあたりをなんとかしていく方法や、
もしいいイメージができない時は、
すぐ方向転換して、 ただただいい気分にするだけでもいい、
みたいなこともすごくよかった。

こういう本を読むと、つい前の本の教えを忘れて
何か新しいことはないか、と探しがちだけど、
それでも、どんどん読んだり、
その中のいい本を読み返したりしていると、
いつのまにか自分の中で常識になっていたりするから嬉しい。
できないこともあるけど、
できていることもたくさんある。





1月31日(火)


おゆをわかしたとき
なにかこうばしいにおいがするなとおもったら
ひるまふきこぼれた
ぎゅうにゅうが
こんろのみぞでこげていたにおいだった

なにもしてないのに
けーきでもやいたよう

りっぱなしゅふにはありえない
においだけど

すこし
このままにしておこう