日記
日記や短文です。
日付は、下がいちばん新しいもの。
はっきり言って、日記ではなく、回想録だ…（笑）
さくさく記録していこう…、
と書き始めたら、なんか 楽しくて、どかどか書いてしまった。
もっとすごく先に進みたかったのに…。ま、いいか。
［2005年6月下旬］
6月20日（月）
午前中、仕事のメールをどっと送ってから、くまちゃんのアトリエにて制作。
ふたりが、今後こういうものをつくりたい、ということも
いろいろ考えてきてくれていた。 コラボレーションなんだなあ。
自分と別の分野の人の「違う頭」と交信すると、
ぱっと遠くまで行けたり、
自分の新分野のとっかかりが生まれるのだろうと思う。
6月21日（火）
新パソコンが到着。おお～。
専門の方が、来週セットアップしてくださるので、気が楽だ。
箱のまま、置いとく。
OS8.6の古いノートパソコン、それまでよろしくね…、
とさすりつつ、一日中がんがん仕事。
午後、郵便屋さんが、小さく歌を歌いながら、
ポストにガチャンガチャンと手紙を入れるのが聞こえた。
仕事を楽しんでやってる感じがして、見えない部屋の私が遠くで幸せになった。
この郵便屋さんは、幸せを自分でふやせる人だろうと思う。
そして歌を歌うのって、単純に気も晴れていい。
私もたまに家事の途中や、夜道でMD聞きながら歌ってます。
すれ違う人が現れたら、フェードアウト（笑）。
でもそういえば、歌ってすごい。メロディを創造して、
思いのある、または全然意味のない言葉をのせ、空中に放つっていうこと。
歌は人間だけがつくれて、歌えるんだ。
6月22日（水）
金沢のラリーさんに、「ひとりがけの椅子」を置かせていただけることに!
ありがとうございます～！ 宅急便で送付する。
夜は、NBAファイナル GAME6!
GAME5では、残り9.4秒でオーリーに決定的なシュートを決められ、
椅子からずりおちてしまった私…。あああああ。勝てると思ったのに。
てな試合展開で、 今日王手をかけられたら、ほんとにやばいピストンズ。
ドキドキしながら、くにぞうと見守る。
が、今日は、ビラップスの3ポイントシュートが炸裂！
ラシードも活躍したし、接戦を乗り切って勝ちました～！ 「よっしゃああ！！」
最後のビラップスへのインタビューの中でわかったのだが、
ラリー・ブラウン監督が、試合途中のタイム中に
「君たちを愛してるよ」 と言ったそうだ。
そんなこと言う監督いるか？ も～、ラリー・ブラウン、素敵。
がんばれって言うより、何倍もぐっとくると思う。
ああー、しかしこれで3-3のタイに持ち込んだけど、
最終戦も敵地だもんなー。 どうなるんだろう。
でも今日のGAMEの粘りが見れて、ほんと幸せ。
6月23日（木）
胃や、体全体の調子がいまひとつ重い感じなので、夕方まで何も食べず。
明日、大学の時の友達が２人来るので、掃除や買い物。
ふたりの家にはとっくに遊びに行かせてもらってて、
私の家が片づくのを待ってたら、永遠に呼べないので（笑）、
もう汚いところには目をつぶってもらうことに。
「汚くても来てね」ってちょいちょい呼べるのと、
ちゃんときれいにしなきゃ、って思うのとって、
見栄の問題なのかなあとも思うけど、 まあ人それぞれ、と思う今日この頃。
人生って、ちょっとの期間なので、
自分の生きやすいようにするしかないのだろう。
6月24日（金）
なんか構えないで気軽に迎える、という意識の元に
朝からつくり始めたら、なんだか全部よくない方向に。
こうしたらおいしいかも、みたいのが全部ダメだった。
なんでつくり慣れてるものをつくらないのか、私…。っていう。
で、前日つくっておいたかぼちゃのスープ（和風出汁で）と、
じゃこ、トマト、三つ葉などの冷製パスタ、
野菜の煮浸しなどに落ち着いたけど、もっと構成を考えるべきだ。
日常の夕飯でもまずこれをつくって、それからこれをってやってくから、
居酒屋メニューみたいになるんだよねええ。 ま、しょうがないか。
たまに人を呼ぶ時がんばりすぎるので、がんばらない、という方向だったけど、
やっぱりがんばったほうがいいと思い直す。
でも昼ごろ暑い中を来てくれたふたりは、 おいしいよ！と言って
食べてくれたので、友達はありがたいなあと思う。
そして同世代の女性ならではの、いろんな話ができたのもよかった。
みんな環境は違うけど、こうして会って話すと、
それぞれの場所でがんばってるなあ、私たち、と思う。
夕暮れ前に駅まで見送った。
帰り道、なんか幸せだった。料理の失敗など、どうでもいいか。
6月25日（土）
展覧会の作品のために、粘土に言葉を押すハンコを探す。
くまちゃんが持っていたアルファベットのハンコがかわいいので、
それを押してたのだが、
カタカナ、ひらがなはどうだろう、ということで。
しかしハンコひとつにしても、ネットって今、
ものすごいたくさんの買えるサイトがある。
くまちゃんのと同じメーカーのをいくつかネット注文。
その後もなんか自分の中でハンコが盛り上がってて 、
急いで飛び出し、東急ハンズへ。
こうやって急に買いに行くの好きだ…。
でもなかったら無駄足になるので、ハンズの売り場に電話して
「お忙しいとこ、すいません、
このメーカーの、カタカナの５号ってありますか？」と聞くと、
すぐ調べて「ありますよ。お取り置きしますか」 と答えてくれる。プロだぜ！
東急ハンズの人に、ほとんど悪い人はいないように思う。
プロ意識ってかっこよくて、大好き。
そしてこういうふうに働くのって、きっと自分でも嬉しいと思う。
何かの現場で働くみなさん、ぜひそうなってください！
夜、またまた リアルタイムじゃないが、くにぞうとNBA最終戦を見る。
これ勝ったほうがチャンピオンだが、スパーズが勝利…。
あああ。でもダンカン、よかったね…。
しょうがないけど、こないだ3-3に追いついた試合が見れたからもう許す。
「恋に落ちたら」最終回の録画も見る。
もうなんかきっとこうなる展開とは思っていても、 泣いた。
やっぱり自分で道を切り開いたり、あきらめずにがんばる人が好きだ。
剛君って、実際にも島男に似てると思う。
ハングルも、タップも、なんでも、ただやる。続ける。ずっと。
好きだから。へんな言い訳は、全然なしだ。
6月26日（日）
今年、ファンクラブに入るのが遅かったので、
嵐のコンサートのチケット申し込みに間に合わず、
一般発売もだめだろうなと思いつつ、気軽にプレイガイドに電話してみたら、
なななんと、つながったあああああああ。
で、音声ガイドの申し込みなので、日付や枚数を入力する前には、
もう頭は完全にスパークしており、
向こうの部屋にいたくにぞうを「くにぞうーー！！！」と呼びつけ、
「これ、これ、こ、この日、行ける日でいいんだよね？」 と 日程を差しながら、
ふるえる指で、あわあわと入力完了。
で、切ってから、放心状態で「取れたはず～」 と言うと
「やったじゃんー！」とくにぞう。
が、「えー、ちゃんと入力したよねー。間違ってないよねー」 とおろおろな私。
そして「今、ソッコーでローソンのロッピーで出してきたら、
もし間違っててもまだいけるかも」なんて言って、
そっから近くのローソンを、また大急ぎのあわあわ検索。
でも「ああー！ あそこつぶれたんじゃん！ この遠いとこしかない」
てなことで、なんとくにぞうにタクシーでぶっ飛ばしていってもらう（笑）。
私は明日出す仕事をやんなきゃいけないので。鬼嫁かよ。
しかし、ふたりで去年初めて嵐コンに行って、
くにぞうもまた今年すごく楽しみにしてたので、
完全に私の用事、というわけではありませんのですよ。
そしてしばらくして「取れてましたあ～！」という電話が。
「やったああ～～」受話器を持ったまま、ちょっと部屋で小躍り。
「おめでとうございます（笑）」「うれしい～」バカ夫婦、健在なり…。
これでくにぞうの休みに合わせて、ほんとに福岡のコンサート行きが決定だ。
うーん、こんな展開ですか、今年の夏。
夜は夜で、「行列のできる法律相談所」 に24時間の司会ということで、
しんつよ登場。かわいー。 マラソンはなんと丸山弁護士だって！
夕飯。粉吹芋にしようと思ってたじゃがいもが煮崩れたくずれたので、
スライスチーズとディル をかけてトースターで焼いたらおいしかった。
あとは、トマトと三つ葉のカッペリーニなど。
そしてずっとパソコンでかなり疲れたので、お風呂に長めに入り、
くにぞうと交代で楽健法で踏んでから寝る。ラクになる～。
6月27日（月）
夕飯は、ゴーヤと梅干しのじゃこ和え物、かぼちゃの煮物、
そして朝くにぞうがつくってくれたピーマン、ハム、チーズ入りオムレツの残り、
くにぞうが大量に出したぬか漬けなど。
ゴーヤは、高山さんの「のんびり作るおいしい料理」の中の
「ゴーヤの梅じょうゆかけ」を見てて、おいしそうだったので、
梅醤油がなかったけど、梅と醤油で合えてみたら、おいしかった！
（こういうの、友達に出したらいいじゃーん、もう）
ゴーヤと梅って合うんだなあ。
そして ゴーヤはゆでると、酢の物とか、和え物とか
いろんなものにどんどん使えそう。
6月28日（火）
なんと気温が35度に！ 今年初めて冷房する。
28度にして、切ったり、つけたり。別の部屋はもわーっとしてたり。てきとう。
体が不調だったその昔は、冷房がイヤで敏感だった時もあったけど、
今は年を重ねるごとに体があったまってる感じがして、
（なんか手足の血管も前より太めになってきてるような）
逆にまるで冷房がないと「あっついですね～」という感じも。
28度っていい具合です。
でも自分の家が仕事場だとこういうの自由にできるので、ありがたい。
公共の冷房がキツイ場に行く時は、必ずレッグウオーマー、腹巻き、
さらにプラスする絹の下履きや、カーディガンなど
臨機応変に持ち歩いていて、寒そうなら、すぐトイレで着用。
暑くなったら脱ぐ。こうすると全然安心だ。
しかし衣類が多くて、小さなかわいい鞄では出掛けられませんがね（笑）。
6月29日（水）
今日もくまちゃんのアトリエで、ずっと制作。
行ってみると、「今日はこれをしようと思うんです」と
もうかなりの数が成形してあったりして、
年上のふたりは、くまちゃんのすばらしい段取りにのって、
ひょいひょいとやっていくので、 なんか楽というか、ありがたい。
人をやる気にさせる天才だ。
そしてけっこう３人でもくもくと、延々とやる。
意外に真面目です、私達。 ハンコもあれこれ試す。
夕飯には、くまちゃんがつくってくれた野菜のおかず、おにぎり達。
カワハラもラタトゥイユをつくってきてくれていた。
「すご～～い！ 料理屋さんみたいー」
どれも体に染みるおいしさで、泣けてくる。
「しあわせだ～」 「このためだけにアトリエに通ってもいい…（笑）」
器の色。その上に盛られている野菜の色。
それぞれの組み合わせが、お互いをたたえてるように美しい。
6月30日（木）
専門家の方に、パソコンのセットアップをしてもらう。
カワハラも勉強になるということで、一緒に見学。
さまざまなソフトを入れてもらったり、メールを移行してもらったり。
（でもあまりにもメールが大量にあって、後でちょっと不具合が起きたので、
今いったん外に。ほんとはあんまり移さないほうがいいようだ）
ほんとに専門の方というのは、当たり前だけど、何でもすいすいできる。
「今のはこういう作業をやったんですか？」とか、
必死にメモったりしながらついていくが、
何時間もたった後には、頭は完全に知らない言語でバースト状態。
頭の構造って、いったいどこまで違うのかと思う。
そして範囲外のことまで教えてもらって、ほんとにありがたかった…。
お見送りしてから、カワハラと近所のファミレスでまったりごはん。
「いやー、よかった～」「起動早いね～」など、あれこれ喋る。
これから新ソフトなどに慣れるまでたいへんそうだが、
なんとか本を買い込んで学んでいこう。
たいへんだけど、なんでも案外そうやっていくと、
自分の中で知識が積み重なってきて、
意外にできるようになるのがたいへん嬉しいのです。
スマップなどの録画のおかげで、
ビデオなどの機械の配線もかなりできます、私（笑）。
