2012年2月下旬

日記

日記や短文です。
日付は、下がいちばん新しいもの。









[2012年2月下旬]




2月17日(金)


うちの近所に用事で来られた
くらすこと」の藤田ゆみさんとお昼ご飯。
がっ、行こうと思っていたお店が臨時休業で、あせる私…。
バタバタしてて、予約してなかったら、こんなことあるんですね。
近くのカフェでご飯しながら、いろんな近況報告。
また「いちにちいちにち」を、
「くらすこと」でも扱っていただけることになった。感謝…。




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藤田さんと別れ、都内のお店にDMを持参してから、
友達の華順さんと待ち合わせして、
下北沢の「fog linen work (フォグリネンワーク)」に。
大橋利枝子さんがデザインされた
新しい「fog」のブランド「FLW」の展示会があるのだ。
「fog」にいらっしゃる、
知り合いの口広真由美さん(イラストレーターでもある)に誘って頂いて。


「FLW」素敵だった~。生地もどれも気持ちよく、きれいな色で。
ふたりして、いくつか購入。

私は体が大きく、太いのですけれど、
いつもの「fog」のより、大きめのラインみたいなので、
パンツなども、すっきり見えて感動…。
それに、美しいのにお手頃価格。

「FLW」は、HPのオンラインショップでも買えるようですし、
下北沢のお店もすごく素敵なので、ぜひ行ってみてください。


そこから、今イベントで、華順さんのお財布が展示してある
伊勢丹新宿店に一緒に行ってみたら、初日に即完売だったようだ。
教えてもらった韓国料理屋さんで、ふたりでご飯。
いろいろなことを話せて、よかった。

自分のことを話して、わかってもらうこと、
人の考え方を聞くこと、
人はそうやって、影響を受けて、少しずつ変わっていくんだな。












2月19日(日)


くにぞうと久々に東京競馬場(府中)へ。
「フェブラリーステークス」に出る
安田隆行厩舎のトランセンドが1番人気なのです。
が、7着に沈む。残念…。


その前に、この間新しく見つけたツタヤに行って、
高校生の時によく聞いていたQUEENや、KISSなどを借りてきた。
くにぞうが、昔のロックグループの番組を
私のために録画してくれたのを見たら、再燃してしまい。

あー、やっぱりいいな~。
歌詞カードを見て、歌ってたりしたので、今でも覚えてる歌詞が多い。
10代の記憶力、恐るべし!
(もし若い方が読んでいたら、
今やっとくと、体で?くっきりと覚えますから、
たいへんなことでも、ぜひやっておきなさいよ、と熱く言いたい)



高校の頃、一度だけ、
山口県の山口市にQUEENがコンサートで来たことあって、
バレー部で同じクイーンファンの女の子と一緒に出掛けた。
その子のお父さんに車で連れてってもらって。
うちからだと、車で往復3時間以上はかかったと思うけど。

田舎の女子高生には、なんというか、幻みたいな時間だった。
ぼーっとうかれて帰ってきたのを覚えている。
私は、美少年だったドラムのロジャーが好きだった。
(高校の頃、練習したので、似顔絵描けます…どーでもいい)
今思うと、よくQUEENが山口県に来たもんだなあ。


「輝ける7つの海」とか、「In The Lap Of God 」とか、
「Keep yourself alive」とか、「オウガバトル」とか…、
あげたら、キリがないけど、どれもいい歌…。
私は後期のQUEENより、前期のほうが、オペラチックなロックで好き。
しかもライブより、アルバムのほうが、
コーラスとかサウンドの厚みもすばらしいので、おすすめ。

KISSは、やっぱり「 Love Gun」が一番好きかなあ。
盛り上がる…。「ハードラックウーマン」とかも。
「you tube」確認したら、動画もたくさんありますね。
おー、プログレもある。
延々見てしまいそう…。やばい…。仕事が終わってからだ、青木さん!



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久々に、ミートソース。これは私がつくりました。
にんじんとタマネギを刻んで、ひき肉と炒め、
トマト缶、ケチャップ、ウスターソース、塩コショウなどで煮詰めるだけ。
湯気が写っていて、
ちょっと幸せそうな写真になっていたので、うれしい。













2月20日(月)

くにぞうがつくってくれた、夜ご飯の一品。
また何かのレシピを見て。
生の山芋にスモークサーモンを巻いて、わさび。
おいしかった! 
ちょっと、スペインの「ピンチョス」みたいな感じ?














2月21日(火)

これもくにぞうの。夜ご飯の一品。同じく何かレシピから。
カブのカルパッチョだそう。
スライサーで切って並べ、
粉チーズをかけただけみたいだけど、なにか幻想的。
オリーブオイルと塩、レモン汁で食べるのだったかな。















2月23日(火)

以前「リンカラン」編集部にいらっしゃった若林さんが
お友達とこっち方面に来られるということで、
川原と4人でお昼ご飯。

前にも書いたけど、今、若林さんは、
鎌倉と逗子の「chahat(チャハット)」というお店にいらっしゃる。
ナチュラルな衣類から、革製品、雑貨、素敵なアクセサリーなどなどがあるお店。

お友達は「tissage」というお名前で、
カシミヤの織物を作っていらっしゃる古川 理咲子さん。
お持ちのストールに触らせていただいたら、すごく気持ちがよかったです。

古川さんは、今、たしか「416」という
土日だけの小さなカフェを、鎌倉で開かれているようですよ。



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「ソモアン」で玄米定食を頂いた後、
foodmood」に予約したクッキーボックスを取りに。
(お電話で予約して、指定日にお店に取りに行くスタイルです。
HPをご覧ください)
私も、クッキーボックスを予約したのは初めて。

後で家で食べてみたら、
予想はしてたけど、もう! すばらしいおいしさで…。
6種類のどれもが、
味、触感、固さなど、バラエティに飛んでいて、
しかも甘すぎず、重くないので、次々食べたくなって、やばいです…(笑)。
お礼などで、人に差し上げるのも、よいのでは。


あ、若林さんには、鎌倉のおいしいパンや、
「chahat」オリジナルのバックを、おみやげに頂いてしまったあ。
かわいい~。2色あるみたい。小さいほうの袋に収納できるのです。








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そこから、みんなと別れ、私は都心へ。
信陽堂の美佳さんと待ち合わせをして、千駄木の「古書ほうろう」さんへ。
(HPは、「谷根千ねっと」の中みたい。
いまひとつわかってないのですが、ブログは、こちらです)

こちらには、早くから「いちにちいちにち」を置いてくださっていて、
展覧会のDMを持って、ご挨拶に。
品揃えがおもしろい、味わいのある古本屋さん。



生活の本のコーナー?で
104歳になって、わかったこと。」手島 静子(イースト・プレス)
という本を見つけて購入。

ハワイで「てしま食堂」を営んできた
静子おばあちゃんの生き方、そのやさしい口調に、感動して泣く。

でも静子さんも、ほがらかだけど、とても心配性のようで、
若い人に店を任せてても、
「これは、大丈夫かしら」、「みんなが楽しんで食事をしているかしら」
というふうに、さまざまなことが心配になっている。

私も、ずっと昔から心配性だけど、
なんかこういうふうに心配になるのも、そんなに悪いことではないんだ、
誰かのことを気づかっているからなんだ、
とちょっと思えたりして…、それもよかった。

人生の最後が、こういうふうな心持ちと生き方だったらと願う。
また読み返したい本。


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最後に、美佳さんと「ほうろう」の宮地さんご夫妻とちょっとお話。
奥様のミカコさんが焙煎されたコーヒー豆も購入。
QUEENのアルバムも見つけたので、それも。

そのあと美佳さんと、かわいいケーキ屋さんで、ちょっとお茶。
いろんな話で盛り上がってしまい、楽しかった。

盛りだくさんな一日を振り返りつつ、感謝で帰宅。












2月24日(金)


川原と「DEE’S HALL」へ。
尾関立子さんの版画展。
お若い方だけど、海外でも展覧会を開いていらっしゃるそう。
モノクロの写真のようにも見える、作品があったり。
独特の何かを感じる。


そのあと、川原と、ふらっと入ったうどん屋さんが、
会計してみると、すごく高くて、
全然おいしくはなかったので、ぷんぷん。(冗談で怒り合う感じ)
ふらっと入るのはやめねばいかん!とふたりで言い合う。









2月27日(月)

(扉にも書いたこと)
友人の中川ちえさんの新刊を読む。
むだを省く 暮らしのものさし」(朝日新聞出版)
本の中で、
冷えとりのことも紹介してくださって、わざわざ送って頂いたのだ。

この本、
ちえさんの日々の暮らし方や思うことが、じっくりと書かれていて、
特にお母さまからの言葉など書かれたところ、ちょっと泣きそうでした…。

in-kyo」のブログもよく見てるのですが、
いつも、ちえさんの文章を読むと、なぜかすっと落ち着きます。
ゆったりと、やさしい、人柄通りの文章だからなのだろうな。



2月28日(火)

くにぞうが用意してくれた朝ご飯。
豆腐と油揚げの味噌汁、菜の花のお浸し、
納豆(卵、海苔入り)、しらす、大根おろし、玄米。

レンコンの煮浸しは、昨日からの。
スライサーで切って、自家製めんつゆで煮たよう。上手だった!
鮭も、昨日の残りだったのか、もうほぐれてますね…。






これだけの和食の朝ご飯を用意するのはたいへんだと思うけど、
くにぞうは、完璧にやってくれるので、
ある日疲れたのか、
「今日は(私と)一緒につくる」と言ってたことがあって、はっと反省…。
まかせきりではいかんぞ。
「毎日つくってると、つくりたくない時もあるでしょう。ごめんね」と言う。
そうみたいで、
でも「私が連続してつくるたいへんさがわかった」とも言ってくれた。

で、私が
「たくさんおかずなくて、卵掛けご飯でもいいんだよ」と言うと、
「そうかあ」とも言っていた。


相手の立場のことをやってみると、
その感じがわかって、感謝できる。

満員電車にでも乗ってみると、
働くのって、ほんとにたいへんだなあと思い、
(そんなことだけでは、推し量れないけど…)
家事を続けてやってみると、そのたいへんさがわかる。

たまに、何かで交替する機会があると、いいと思うんですけどね。
難しいかしらねえ。