日記
日記や短文です。
たぶんよく出てくる人
くにぞう:ダンナ
カワハラ(まゆちん): 川原真由美(23年来の友人のイラストレーター。
『ずぼらな青木さんの冷えとり毎日』の挿絵も担当)
↓日付は、 ブログのように、一番下から始まります。
[2011年4月下旬]
4月30日(土)
扉にも書きましたが、
以前「ひとりがけの椅子」を買ってくださって、
HPにお手紙くださった毛利一輝さんという男性から、
「私事ですが、
東京を離れる前に、展覧会を開くことになりました」
というお知らせを頂いた。
そのお知らせのスイカの写真が、いいなあと思って、
連絡して、今日伺った。
「PiPPO」というギャラリーのお知らせページに、その写真が。
(飛ばなかったら、2011.04.11
「光をめぐって」毛利一輝写真展 を探してください)
初対面だけど、なぜか、いろいろ楽しく話せた。
お互い、人見知りっぽい感じだったからかな。
写真は、とても好きだった。
プロではなくて、職業を持つかたわらで、撮られているようだったが。
素直な、まっすぐな感じがした。
カバンから、「ひとりがけの椅子」も出して、見せてくださった。
東京を離れる、今のいろいろな気持ちに、
役に立ったというようなことを、
メールでも、会場でも伝えていただいて、こんなにうれしいことはなかった。
おいとました後、
「ひとりがけの椅子」を買ってくださった
「itonowa」に寄ろうと思って、
「あ、土曜だし、満席かも?」とお電話したら、そうだったので、
そのまま、浅草あたりを少し散歩。
川の向こうに、初めて大きなスカイツリーを見る。
空にきれいに立っていた。
*******
何かがあったら、
それは苦しいんだけど、
あとになってみたら、
あのことがあったから、
しょうがなかったけど、それで今の道に入れた、
ということが、絶対あると思う。
それは、「導き」なんだと思う。
私も体を壊さなければ、冷えとりに出会うことはなかった。
あの時のことは、思い出したくもないくらい、苦しいけど、
あれがなかったら、今の私はないのだろう。
だから、
何があっても、だいじょうぶですよ。
泣いたっていいし。
でも、ありがたいことに、
物理的に、10年くらい、連続して泣き続けることはできない。
いつかは、はっとして、
誰もが、よちよちだろうが、歩き出せるのです。
だから、だいじょうぶですよ。
と、自分や、誰かに、言っている。
***********
夜。井上庸子ちゃんとカワハラと
とても久しぶりに「七草」でご飯。
リカさんから、
地震で、お店のお皿は一枚も割れなかった、と聞く。
さすが…という感じ。守られている。
香り高い春の野菜の皿達が、次々と。
春の息吹を頂いているよう。
こうして静かなお店で、大人になった女で話せるって、いいなと思う。
ありがとう。
出会えて、ありがとう。
4月29日(金・祝)
今日、ついに仙台のKスタに戻って、本拠地の開幕!
普通のニュースでも、お昼頃に
「続々とお客さんが詰めかけています」とやっていて、驚いた。
チケット完売だった…(泣)。
そして、ドキドキして見守っていたが、マー君がやってくれた。
8回裏は、ほんとにピンチだったけど、
Tー岡田を三振に打ち取って吠えるところ、
うちでも、「うおおおおおーーーーー!!!!!」でしたよ。
最後には、自然発生的に起きた「タナカコール」が。
おとなしい仙台のファンの方の、心からの、声なのです。
今日も、どうしても勝たなければいけない試合だった。
3-1を守りきって、ほんとに気迫のピッチングだった…。
(勝利の瞬間の動画ありました)
マー君、よく楽天に来てくれたね…。
*******
試合後に、また嶋が感動のスピーチを。
その中で、「誰かのために戦う人間は、強いということです」
と言っていた。ほんとにそうだと思う。
そして、場内一周。
胸が熱くなる。
後でニュースを見ると、スタンドで泣いている人もいた。
この日、これたお客さんは、一生忘れないだろう。
星野監督も、
「野球人生に残る一勝でしょうね」と言っていた。
********
これで、
●開幕戦(千葉に変更になった)、
●甲子園でのホーム開幕戦(本拠地の替わり)
●仙台での本拠地開幕戦
の3つの開幕のすべてを、勝った。
こんなことって…。
岩隈、マー君、ほんとにありがとう。
そして!
ベガルタ仙台も、ほぼ同時に仙台で開幕戦をやり、
1-0を守り切って、勝った!試合をダイジェストで見る。
(浦和レッズには、今まで一度も勝ったことがなかったと聞いた)
サポーター、号泣でしたね。
よかったね…。
どちらも勝つって、
こんなことって、あるんだろうか。
でも、あるんだね。
奇跡というのは、普通に起きるのだ
と、思える今日この頃。
4月26日(火)
前にも書いたと思うけど、
じゃがいもを、皮付きの丸のまま、「まほうなべ」で1、2分沸騰させ、
そのまま保温釜にポンと入れておいて、
数時間後に適当に開けてみると、煮崩れもなく、
ほっくりと中まで茹だっているので、
そのあつあつの皮をむいて、ポテサラに。
私、ポテサラ、意外に面倒くさいのですが、
こうやって、茹でたイモがあると、億劫さが飛ぶようです。
ねっとりして、おいしい。
ガスは、ちょっとしか使わずにできます。
夏も暑くないし、よいかと。
じゃがいもは、いっぺんにたくさんこうやって茹でておくと、
翌日、炒めたりとか、応用もききますよね。
***********
「原発は全廃できる!」という見出しを見て、
雑誌「FLASH」(GW合併号)を買ってみた。
広瀬隆さんの記事。
「新火力発電」というものを、まったく知らなかった。
天然ガスで動かす、「ガスコンバインドサイクル発電」というものらしい。
くにぞうに「知ってる?」と聞くと、
「あー、そうそう、それ」と何かで読んだようだ。
これを読むと、いろいろ「なるほど」と思い、
いいほうに進むことを願う。
*********
今日は、岩隈が
魂の147球を投げ、9回完封して
ピッチャーでただひとりの、無傷の3勝目をあげた。
岩隈は、昔ヒジの手術をしてから、
100球を越えるくらいの球を投げちゃいけない、と言われてるのに、
147球というのは、
09年に投げた最多の149球にも迫る球数だったそう。
でも、2-0の緊迫した場面で、
押さえはみな不安だし、
9回は、自分から志願して、マウンドにのぼったと(泣)。
三振は、13個!(自己最多タイ)
ヒットは、5本しか打たれてない。
ほーーーーんとに、素人が見ていても、ほれぼれするようなピッチング。
わかってても、振っちゃう、めっちゃ落ちるフォーク。
ストレートも、ズバンと。
落ち着いているし。
9回は、味方のエラーがなければ、すんなり終わっていたのに、
ほんとうに粘り強く投げ、満塁を0に押さえて、ニッコリしていた。
かっこよすぎる…。
9回の満塁の場面では、
くにぞうが、
「なんか、WBCくらいの緊張感があるな…」と言ってて、
私もそう思っていた。
岩隈が、どんどん三振とっていく、09年の試合を思い出した。
そして、楽天が守り切った2点というのは、
選手会長の嶋が、ゴロの間に、
一塁にヘッドスライディング!して、セーフ!になり、
その間にホームに帰ったもの。
そしたら、次の鉄平も、連続ヘッドスライディング!!!
そして、またセーフ!!!
選手会長とキャプテンが~(泣)!!!
鉄平の一塁ヘッドスライディングなんて、ほとんど見たことない。
一塁に頭から、は、危ないともされているけど、
やっぱり、ああゆうプレーで、
みんなに、おお!と気迫が伝わると思う。
岩隈も、「気持ちが伝わってきた」と言っていた。
「絶対に仙台に貯金(勝ち越し)をつくって、帰るんだ」
という負けられない試合。
それが、この1勝で、今貯金1になった…。
くにぞうは、「岩隈、ほんとすごいよ…」と泣いていて、
スポーツニュースを見て、
ダイジェストだと
「これじゃ、あの9回裏の緊迫は全然伝わらないな…」と嘆いていたが、
ネオスポが「魂のピッチング」と言ってくれてて、
「まあ、それなら許す」とか言ってました(笑)。
13個すべての奪三振ショーの動画がありました。
4 月24日(日)
くにぞうと選挙へ。
買い物して帰ってくる。
今日は、楽天は、
日ハム斉藤君(ハンカチ王子)にやられてしまったが、
鉄平の超ファインプレーがあった。
ライト線近くで、もう完全に追いつけない…と思われる球に
横っ飛びに飛びつき、スライディングして、見事にグラブに。
かかかっこいい…。
抜けていたら、3点は入っていた。
その日のスポーツニュースでも、何度もやっていた。
私は、隣の和室まで行って、飛び回って喜んでいたが、
負けてしまいました…。
でも、なんか、その精神というか、勇気は、心にもらった。
4月23日(土)
朝、ものすごい雨に。
カワハラと
藤川さんの「フジカワアトリエ」へ
「seiken工作所展 土の実験・器」(↑のブログ内で展示作品も見れます)
を見に行こうとしていたので、
天気のことで、カワハラに電話。
あ。久々に、カワハラの言いまつがい、ありました。
昨日も電話してて、何かの話で
カワハラが
「のれんに腕押し」か「ぬかに釘」
を言いたかったみたいなんだけど、
「あのさあ…、えーと、『豆腐にぬか押し』?
あれ…? 『のれんに豆腐』?
あれ…? ふとん…?」
とか、えんえんおっしゃっており、腹筋が痛くなりました。
どれもやわらかすぎるものに、やわらかすぎるものですが…。
*********
それはさておき、天候は不安定だったけど、出かけることにした。
久しぶりにかえるちゃんに会え、
カステイラは、もーーーー、しっとりしてて、めっちゃおいしかった…。
偶然、くまちゃんにも会場で会えて、
一緒にカステイラにうなってました。
セイケンさんの器も、シンプルに統一された中に
いろんな色味と釉薬の具合があって、かっこよかったなあ。
和にも洋にも、いろいろに合いそう。
あ、今、モーネのギャラリーが、「クロワッサン」(4/25号←いっこ前かな?)
「京都の手仕事を訪ねて」に掲載されてました。
井上さんのダンナさんである、
seikenさんの器は、こちらのモーネでも、お求めになれるのでは。
秋に、モーネで、
故柏木江里子さんの展覧会(10/1~10)を開催しますので、
秋に京都に旅行される方は、ぜひ予定に入れて、お立ち寄りくださいね。
***********
サッカーのJリーグ。
ごめんなさい、日頃は全然知らないのだけど、
ベガルタ仙台が、震災後の開幕戦で、
ものすごいどしゃぶりの中で、同点に追いつき、逆転して勝った!ようです。
ダイジェストを見ただけでも、こんなことあるんだ…というような
最後の数分で、きれいにヘディングが決まって…。
カッパを着て、ずぶぬれで応援していた人達は、
はるか仙台から、何台ものバスで来た人達もいたよう。
その人達が、泣き顔で、ゴールの瞬間、
いっせいに手を突き上げる姿、映画みたいだった…。
監督さんもコメントしながら、最後に泣き、
そして仙台でテレビで見ていたファンの人達も、泣いていた。
ほんとうに神が書いたシナリオのよう。
応援していた皆さん、よかったですね…。
楽天は、快進撃から一転、
去年と同じように、打てない、勝てない…だったが、
打率0割7分で、出れば、毎回三振のルイーズが、
なぜか、サヨナラホームランで勝ち!
超盛り上がるみんな。
新加入のスパイアーが、ルイーズに抱きついてて、かわいかった。
4月22日(金)
「冷えとり毎日」と「冷えとりグッズとごはん」の
読者ハガキのコピーを、編集の後藤さんから送っていただいた。
その中に、東北の被災地の方からのハガキも入っていた。
震災の後に本を買ってくださって、
「停電の中で、できることをやっています」という方や、
「お友達にレッグウォーマーや靴下を送ってもらって、
暖房のない中をしのぎました」
という方々…。
そんな状況の中で、すごく、すごく丁寧に感想を書いて、
わざわざハガキを送ってくださったことが、
ほんとうにありがたく、涙ぐんだ。
他にも、全国のあちこちからの、
きれいな字で、びっしりと書かれたハガキ達を読んで、
いろんな方達のお役にたったのかと思うと、
こんなことが、
この一生でできたとは、
私はなんと、幸せ者だろうと思った。
「ありがとうございます」
と書いてあったけど、
私のほうが、「ありがとうございます」です。
まだ、たいへんな状況にある方々が、
少し状況が落ち着いて、
心身のために、冷えとりができることを願ってます。
もし、いろんなものが足りなくても、
「下半身を温かく」ということだけでも、いいと思うのですよ。
お風呂に入れるようでしたら、
長めに半身浴を。
冷えとりでも重視されている
「腹式呼吸」も、気持ちが落ち着きます。
ただ「はあーーーっ」と
お腹(胸じゃなく、おへその下のほう)をへこませて、息を吐き切る。
そうすると、自然に吸うほうは入ってくるので、
また「はあーーーーっ」と。
横隔膜が上下するので、
内臓がマッサージされて、内臓の機能もよくなるそうです。
ゆーっくりと。
1分くらいやるだけでも、
けっこう、体の巡りがよくなってくる感じがします。
これは、何も道具がなくてもできるので、
気がついた時に、やってみてくださいね。
4月21日(木)
ヨガの後で、おそば屋さんへ。
小さい付き出し的な一品に、焼きタケノコがあった。
今年初めて。
すっかり春になっていたんだな。
ヨガ仲間の友達といろんな話。
みんな少しずつ、普通の生活をしているけど、
感じ方や、興味が向いている方向も、少しずつ違う。
人というのは、そういうものなんだなと思う。
ただ、感じたことや、考えたことを、
自分の糧にして、
自分の「使命」と思われるものを、やっていくしかない。
すぐ近くにいる人を、いつも笑顔にさせてあげることは、
その中でも、大きなことだろう、と思う。
4月20日(水)
髪を切り+染めに行く。
(ずっと前にも書いたけど、普通のヘアカラーではなく、ナチュラル系の。
これがいいともわからないので、名前は書きませんけど…。
ほんとは、冷えとりだと、染めないほうがいいかと思いますが、
白髪もわりに多くなってきたので、
いろいろ考えたすえに、2、3年前からこうしています。
白髪は、家系という感じもありますが、
冷えとり不足ということもあるのでしょうかね)
*******
その後、東急ハンズへ。
夏の暑さ対策にむけて、
「首に巻いて涼しくするもの」をひとつ買ってみました。
中にジェル状のものが入ってたりして、水を含ませ、気化熱で涼しくなるもの。
いくつか種類がありました。
がっ、わりと、あんまり、好きな感じのものがなくて、
どーしよー、
これだったら、保冷剤をハンカチに入れて、
水に塗らして、巻いても一緒じゃない?
とか思いましたが、
もしかすると、逆に冷たすぎて耐えられないかもしれず、
とりあえず、試さねばわかるまい、とひとつ購入してみました。
そういう売場は、今は閑古鳥で、
店員さんが、
「安いものから品薄になるでしょうから、
そういうほうを、お早めに購入されれば…」と言われてました。
使ってみないとわからないので、
こんな報告をしても何ですが(笑)、
地味に、いろいろ準備してみているところ。
「布のよしず」みたいなものは、東急ハンズに現物はなかったので、
やはり、ネットで、
いちかばちか、感じを想像して(笑)、買うしかあるまい。
ホームセンターみたいなところには、あるのかな。
それが、近くにないぞ…。
********
夜、いつものハンバーグに、
「クミン」というスパイス(粉)を入れてみたら、
ちょっとオリエンタルな雰囲気で、
たぶん、ラムにも似たような感じになって、すごく気に入りました。
くにぞうも、「いい!」と 。
ただ入れるだけ。
変化をつけたい時におすすめ。
4月19日(火)
今日、楽天の岩隈がまた勝って、もう2勝!
今日はスイスイと流れるような、ほんとうに素晴らしい球だった。
が、1-1の同点で迎えた
9回裏のクリーンナップ(カブレラ、松中)が、こわかった…。
ホームラン打たれたら、終わり…。
嶋に7回首を振って、投げたのは、伝家の宝刀、フォークボール!
ふたりとも三振!!! かかかっこいい…。
星野監督が、岩隈の好投を見て、
「点取ってやらんか!」と吠えたそう。
それを受けて、10回に松井稼頭央が、タイムリー!!!
稼頭央、開幕から守備も、打撃もすごすぎる。
楽天に来てくれてありがとう(泣)。
その貴重な1点をまた、スパイアーが守ってくれた!
まだ夢の首位だ。
4月18日(月)
くにぞうと散歩に行ってから、カフェへ。
もう桜は、葉桜のよう。
散歩ができることを、感謝する。
*******
フジテレビの夜の「ニュースジャパン」で、
ガスの復旧のために、全国からガスマン達が仙台に集結して、
のべ3700人が作業に当たった、
というニュース(←動画ありました)をやっていた。
3週間あまりで、
32万世帯のスピード復旧だったということだ。
いろんな各地のガス会社の制服を着た人が集まって、
「いつも通り、いこか」みたいに、さっと働くプロの人達。
大阪ガスの人が、関西弁で仙台の人に、
「今からガスを開けさせてもらいます」
みたいに言っているのが、なんかかわいかった…。
私は、
こういう時に、同じ職業の人が、かけつける、という
その誇りのようなものに、打たれる。
「職業」って、すばらしいなと思う。
******
そして、
その方達が、「『ありがとう』のひとことで報われる」、
というようなことを言われていた。
だから、こういう被災地じゃなくても、
生活のあちこちでも、もっと言えば、人は嬉しいのだ。
最近、スーパーのレジとか、バス降りる時とか、
小さくだけど、
「ありがとうございます」と言える場合が増えてきた。
(言いそびれる時もあるけど)
特に、スーパーで延々恐ろしいほど並んだ列の、
レジを打ってくれてる人には、そう言ってあげたくなる。
外国だったら、
「ハーイ」とか、「サンキュー」とか言う場合が多いけど、
日本人は、見事に、機械のように無言が多いから。
そして、ただ早くして!、という視線を感じたりとか…。
その作業を延々こなしていくのは、大変ですよね。
お互い、ちょっと嬉しくしようよ、と思います。
私もまだまだ、慣れない場合があるけど、
やってると、できてきます。
「いくらです」に、
「はい」って、気持ちよく言うだけでもいいし。
家の中では、けっこうお互いに、
食事の準備とか、ちょっと何かを渡したり、
やってくれたことに対して、
「はい、ありがとう」とか言うことが、自然に増えてきました。
これ、言い過ぎ、ということは、絶対ないのが、不思議です!!!
「ありがとう」は、
疲れを癒して、
その場の空気を、はっとよくして、
職業への誇りまで感じられる、魔法の言葉だと思います。
4月17日(日)
えっと、3月の電気代が、すごく下がりました…。
もともと、遠赤外線のパネルヒーターを使っていた冬は高かったので、
言えるほどではないですけど。
そのヒーターを全然使わずに、服を着込んだのが大きかったと思う。
3月は、そんなに寒くなかったのもあるけど。
震災後は、ガスファンヒーターを、数回使うくらいだった。
(うちはエアコンの暖房は、上からの熱気が好きでなく、まったく使用せず)
他にも、こまめにスイッチを消したり、なんだり、
の小さいことが、積もるんですよね、きっと…。
掃除機も、
ガス乾燥機のフィルターのほこりを吸い取るのと、和室はかけたりしても、
フローリングは、ほうきとクイックルで、けっこうやったりしてるから?
(ほうきに多少慣れました…)
うーん。節電って、すごいんだなあ。
こうやって、目に見えて下がると、やる気が出るのもわかる。
*******
今は、夏の「洋風のよしず(布みたいな)」を、買おうか、検討中。
(ちゃんとした竹製のは、メンテナンスがどうなのか、買う勇気がない…)
窓からの熱を防ぐのが、
エアコンの効きにも、すごく大きいみたいなので。
遮光カーテンは、もう一組持ってるので、
一部屋は、たぶんそれを付けると思うんだけど。
でも今年の夏は、
企業でも、家庭でも、いろいろ真剣に考える人が増えるので、
それは、未来にとって、よかった。
みんながそういう対策で殺到する前に、
できれば検討して、買っておきたいな、と思っている私。
(販売元さんにとっても、そのほうが混乱が少なくて、いいですよね)
*********
朝日新聞の4/15の夕刊に出ていた記事。
(くにぞうが教えてくれた)
妻と7カ月の息子さんを津波で失った、
名取市の市役所の職員、西城卓哉さん(30歳)が、
市役所に張ったメッセージが載っていた。
『最愛の妻と生まれたばかりの一人息子を、大津波で失いました。
いつまでも二人にとって誇れる夫・父であり続けられるよう精一杯生きます。
被災されたみなさん、
苦しいけど
負けないで!』
家族3人が寄り添った写真も、新聞に載っていて、泣いた…。
西城さんは、ちっちゃな息子さんが遺体で見つかった後、
安否がわからない妻を何度も名簿で探し、
その自分と同じように、
市役所で安否確認をして、がっかりする人を何人も見て、
「つらい思いをわかる人間が、ここにいます」と伝えたかったそうだ。
それで、被災者にメッセージを書こう、と思い立ったそう。
数日後、
「あの文章を書かれた方ですか…。実はうちもなんです」
と声をかけてきた人がいて、
お互いのことを話し、
「何か困ったことがあれば、相談し合いましょう」と約束したそう。
「苦しいのは、自分だけじゃない。一人一人の支えになりたい。
妻と息子が生まれ育ったこの町を、
またみんなが笑って暮らせるようにしたい」
とも書かれていた。
涙が止まらなかった。
すばらしい人だな…。
こういう、すばらしい人が、現地にたくさん、たくさん、いるんだな。
*****
同じ体験をした人が言う言葉は、やはり全然重みが違う。
だから、
私は思う。
震災のことだけではなくて、
今、つらいことがある人。
それは、後で、絶対、誰かの役に立ちます。
私もこうだったよ、と言うだけで、
誰かを救えます。
だから、意味がないことは、ない。
そう思います。
4月16日(土)
震災前まで、
お茶の分だけ、ミネラルウオーターにしていたのだけど、
震災後は、水道水に。
売ってなかったり、今は必要な方が先に買ったらいいし。
(防災用に、多少ペットボトルも残してあるけど)
思いついて、数週間前に、
ナチュラルハウスで炭を買って、入れてみたら、味が変わりました。
よさげ。
竹炭というやつ。(それしかなく、水に入れていい、と書いてあった)
で、入れ物がなかったので、
空いたペットボトル(2L)の上部をカッターで切って、
もう1本別のペットボトルの上部を、今度はさっきより大きめに切って、
かぽっとかぶせる、という容器をつくってみました。
(麦茶用の容器とか、スーパーで買えばいいですよね…笑)
ここにざっと洗った竹炭を2本入れ、
水道水を注いで、一晩たつと、
それまでの、ただの水道水より、全然おいしく感じます。
浄水ポット等のほうがいいのか、
比べてないのでわからないのですが、
当面、これで行ってみようかと思っているところ。
2本つくって、水を足しては、使ってます。
あ、ちなみに水道水は、もともと
蛇口に超簡単な浄水器(カートリッジを1年で替える)をつけてあります。
それプラス、竹炭。
お茶をよく入れるくにぞうに、
「どう?」と聞くと、
「まあ、ミネラルウオーターとは違うけど、全然いいんじゃない?」
と言ってました。
***********
今日も楽天は、永井が1点差で勝つ!
去年1点差なんて、逆転されまくりだったのに。
まだちょっとしかやってないが、今、夢の首位です…(泣)。
新守護神のスパイアー、すごし…。
キャンプでは、テスト生として、がんばっていた人。
星野監督は
「(地震で)他の外国人選手が ちょっと怖がって帰国した中で、
あいつだけは残った。
あいつは人生をかけているから。
そういうの好きだしね、おれ」とのコメントが。(夕刊フジ)
今日は、スパイアーも、一緒にお立ち台に!
永井と一緒に、ちょこんとおじぎしていました。
通訳さんを交えて、インタビューで喋ったのは、以下。
「勝ち負け以上に、東北のみなさんが頑張っているので、
何がなんでも勝つという気持ちで投げました。
東北のみなさんが試合を見ている2、3時間でも
辛いことを忘れられるようにと思っています。
あと2、3週間で仙台に帰るので、試合を見に来てください」
(ヤフーのニュースより)
スパイアー、素朴で、いい人そう…(泣)。
いい人きてくれた…。
そして、あの球の曲がり方は、素人目にもすごい。
ぐにゃり。と。
これからも、ほんとに、たのむ、スパイアー。
4月15日(金)
今日、楽天は、甲子園でマー君が先発。
(仙台のKスタが補修中のため、
甲子園を借りてのホーム開幕試合となった)
マー君は、すごい気迫のピッチングで、3-2の一点差を逃げ切る!
武司も、外野へのヒットで3塁まで滑り込み!、
次はフライで、タッチアップ!!!
もんのすごい走りだった…。(遅いダンプカーが、突っ込んでくるような…)
運よくバックホームがそれて、セーフ!
もう、ぜえぜえしながら、ベンチに帰ると、
みんな、すっごい盛り上がって迎えていた…。
3塁コーチに、
「もうアウトになってもいいから、行くよ!」と言ってあったそうだ(泣)。
日頃ほとんど走らない武司が、
あれだけ激走すると、感動する…。
お立ち台では、
「足速いでしょ?」と、ちゃめっけたっぷりだった武司。
マー君は、「東北のみなさん、やりました!」と嬉しそうだった。
ここも、どうしても勝ちたい試合だった。
それが勝てて…、ほんとに神がいるかのよう。
連日、すごいものを見ている。