日記
日記や短文です。
日付は、下がいちばん新しいもの。
[2013年9月]
9月1日(日)
新聞で、競走馬のトウカイテイオーが、急死したことを知る。
昔、私がファンになって、追っかけていた
現調教師の安田隆行先生が、初めてダービーを勝った馬。
ネットで調べたら、安田さんのコメントも載っていた。
(スポニチ アネックス)
「オーナー(内村正則氏)から連絡をいただいて
(死んだことを)聞きました。もう25歳でしたね。
年齢から、いずれはそうなる(死ぬ)と思ってはいましたが、
本当にそうなると寂しさでいっぱいです…。
トウカイテイオーは安田隆行を本当の男にしてくれた、
自分にとって最高の馬です。
乗ったレースのすべてをはっきりと覚えていますし、
調教師としての今も(当時を)懐かしむこともありました。
テイオーのような馬を調教師として手がけることも自分の夢です」
「乗ったレースのすべてをはっきりと覚えている」
というところを読んで、じーんとした。
私も、あのダービーの日を、よく覚えている。
東京競馬場にいて、
ほんとうに勝った時は、夢のようだった。
私にとって、競馬とは、あの1991年の頃がすべてだ。
私はいつも、こんなふうに、
何かにどっぶり、はまって追いかけているような気がする。
そうなってしまうんだな。
なんていうか、ほどほどに好きになったりはできないようだ。
でも、そういう自分は嫌いではないし、
そうじゃないと、
生きているような気がしないかもしれない。
そういう思い出とともに、
いつか、天国に行くんだろうなあ。
9月2日(月)
くにぞう、誕生日。
53歳。おお~。
(自分も50歳なのだから、驚かないで…)
最近、誕生日は「おめでとう」と言うけど、
けっこう普通に過ごすようになってきた。
でも、そんな感じもいい。
9月7日(土)
夕飯の一品。
さつまいも、いんげん、玉ねぎをマヨネーズで和えたサラダ。
最近、こういうマヨサラダに
塩麹をちょっと加えると、おいしいし、
マヨも減らせるので、やってます。
(これは、マヨだけだったかも)
9月9日(月)
くにぞうが借りてきた映画「人生の特等席」を見る。
すごくよかったなあ…。
野球選手のスカウトをやっている父と娘の話。
親子のことでほろっと感動したり、最後スカッとしたり。
野球が好きだから、特にそうなのかもしれないけど。
クリント・イーストウッドって、82歳?!
最高にかっこいいです…。
最後まで俳優として、監督として、
こんなふうに、自分の使命をまっとうできることは、
なんて幸せなことだろう。
彼は、監督をする時も、
大声を出したり、怒鳴ったりしないとテレビで聞いた。
彼の生き方を、もっと知りたい。
9月10日(火)
スマスマで
これまでのシングル50曲を連続で歌う
ノンストップメドレーが!!!
いやあー。
一日遅れで、くにぞうと見て、大感動だった…。
コンサートでも
40分なんて長さのノンストップのメドレーなどなく、
あれを全部、当時の振り付けで、
スタジオもあっちこっち移動しながら、汗ダクで歌った彼らに、
そしてこの企画を考えたスタッフに拍手!!!
がんばったよー。
どれだけ、リハーサルしたんだろう。
私のいちばんは、
スタジオの廊下を、しんつよ先頭で歩きながら歌ってて(かっこえー)、
つよぽんが、慎吾ちゃんの肩に腕を回したら、
2回も振り払われる(笑)ところ。
しんつよフォーエバー…。
そしてめっちゃ久々に聞く「Fly」とか。
ファンサイトでも、
で「スタッフすごい! えらい! 」
の書き込みがいっぱい回ってて、
これを見たら、関係者は嬉しいだろうなあと思う。
今年は5人旅とか、40分メドレーとか、
すごい企画があって嬉しい。
9月12日(木)
スマップファン友達と久々にお昼。
日頃そんなには連絡とってないけど、
こないだ、つい40分メドレーの感想を
熱くメールしてしまったら(笑)、お昼食べようよってなって。
いろいろ長々と話。
スマップのことだけじゃなくて、親のこととか、いろんな話。
友達って、ありがたい。
9月13日(金)
国立の「room 103」で行われた
平岩夏野さんの展覧会へ。
この場所は、初めて伺ったのだけど、とても素敵なスペースだった。
冬のウールリネンのワイドパンツを注文。
これは、お腹のあたりまで布地がきているシルエットで、
(おしゃれな腹巻きが、パンツの上にプラスされたような)
とっても温かいし、
自分でちょっと上に上げたり、下げたり、
微妙に長さを変えたりもできる。
(私は小雨の日とか、上げ目にして
裾が地面から遠くなるようにしたり…)
生地も厚めだし、
すごくワイドなので、下に何を重ねても万全!
ウエストはゴム。
私は、これの夏バージョン(リネン)も持っていて、
(夏野さんにも告白済みだが…)
冷えとりしてるとキツイのが、ダメになってきて、
6本くらい入っているゴムのいくつかを自分で抜いてしまって、
ゆるめにして履いているという…。
(あっ、細い方は、全然心配いらないと思います…笑)。
でもこの形だと、腰のあたりが、
上下の衣類の境目となって、微妙にすーすーすることもなく、安心。
なのに、上にブラウスなど着てると、
そこまで生地があるとは誰も思わないという。
おすすめです。
初めてお目にかかった
「kukka」の永井久恵さんのお花も、
ディスプレイされていて、とても素敵だった。
いくつか、珍しいお花を買って帰る。
9月15日(日)
夕飯のつまみ一品。
しいたけの軸を手でさいて、ゴマ油で炒め、塩をパラパラ。
カリっとしてて、いいつまみになる。
軸は、こうやって食べるのが一番好きかも。
9月16日(月)
母の四十九日。
弟が、私たちは東京だから、もう帰らなくても大丈夫、
と言ってくれて、そうすることにする。
こちらで手を合わせる。
9月17日(火)
夕飯の一品。
しめじとプチトマトの塩味パスタ。
私は、プチトマトのほうが、
昔のトマトの味に近い場合が多い気がして、よく買ってしまう。
炒め物などにも、くずれず、使いやすいし。
9月18日(水)
パスポートをとりに。
私は運転免許証がないので、
写真入りの証明書がパスポートしかないのに、
けっこう前から切れている、という状況で。
旅行に行くわけではないが。
8月が混むと書いてあったので、
9月の、しかも夕方目に行ったら、ガラガラで、
申請も、その後の取得も、あっけないほどすぐ終わった!
みなさんも、ぜひ夕方に。
隣の写真屋さんで写真を撮ったのだけど、
仕上がりを見たら、
顔のしわを、見事に照明でとばしてくれていた(笑)。
おおー。光ってすごいな。
9月21日(土)
産經新聞、9/21朝刊に、
(今、くにぞうがお試しで、いろんな新聞をとっている)
オリンピック招致でスピーチされた
パラリンピックの選手、
佐藤真海さんの記事(←ここに全文)が載っていた。
その中で、次の言葉が印象的だった。
「失ったもの、
自分にないものを嘆くのではなく、
持っているものをいかに高めていくか」
パラリンピックの選手の方達は、
きっと、そういうことができる方達なのだと思う。
彼女の笑顔が輝いてるのは、
そういう気持ちを持っているからだろう。
私は自分にないものに、つい目が行ってしまって、
人とあれこれ比べてみたり。
それには何の意味もない、とわかっているのに。
わかってて、なかなかできないこともありますねえ…。
今、持っているものだけで満足して、
自分の使命を生きて行くことを、
なんとかやっていけたらいいなと、ずっと思っている。
********
マー君が、また負けなしの記録を伸ばして、開幕22連勝!
昨年からだと26連勝。
自らが持つ世界記録を更新、だそう。
すごすぎる…。
こんな人は、もう二度と出ないのではないか。
9月22日(日)
「ハウス」の展覧会を見に、川原と
代々木上原の「hako」 ギャラリーへ。
ちよじとも現地で落ち合え、
マスミツ君の奥様、セトキョウコさんのランチをいただいた。
なにもかも、おいし~。
そこから、散歩したり、カフェに行ったり、
最後はまた、ちよじの家に、
スーパーで食材を買って行って、3人でつくって食べた。
今日のメインは、たこ焼き!
ちよじが、たこ焼き機を持ってて、上手にひっくり返してくれた。
おいしかったあああ。
くにぞうにも、おみやげのたこ焼きを包んでもらった。
9月23日(月・祝)
遠いし、どうしようかなあと考えていたが、
もしかして今年、行けるの最後かもしれないからと、
再び、楽天の2軍、鉄平の応援で、千葉の「鎌ヶ谷スタジアム」まで!
ひとりで、延々と電車。
今日は、指名打者ではなく、
センターで、ヒット1本、四球1コだった。
試合の最後の頃には若手に交代となったので、
今日ずっと控えだった高須の隣に
ちょこちょこっと小走りで、自らバット持っていって、
ふたりで仲よく話してたり、
バット振って、何か教えてもらってるような感じも。
そこから、なぜだか、
鉄平がボールボーイの役目をかってでる、みたいなことも。
打者のバットを拾って、一塁に手袋など取りに行って…。
ランナーや、周りの選手達もニヤニヤ。
(え、なんで鉄平さんが? みたいな)
ふざけて(?)何人かやっただけだけど、
一度取りに行くのを忘れてて、
大慌てで飛び出して行ったりして、非常にかわいかったです…。
この何ヶ月か後、
高須は戦力外、鉄平はトレード(年末の話)となったから、
最後の、宝物みたいなツーショットだった。
双眼鏡でガン見だった私。
やっぱり見に来てよかった。
********
帰りに、この近くにあると友達に聞いていた
「IKEA」に生まれて初めて行ってみる。
ここ船橋店は、港北のと違って、
電車で駅につけば、すぐに歩いていける距離。
が、と…、とにかく、広すぎて、びっくり。
私、どこを曲がってここに来たのか? みたいな。
家具など大きなものは、
最後、倉庫みたいなエリアを通り過ぎて、
自分でそこでピックアップするらしい。
もし私が買うんだったら、わかんなくて、人に聞きそうだわあ。
でも、雑貨や小物類など、
ものすごく安いのに、かわいいものも、いろいろありそう。
(終わり頃にすべりこんだので、そこまで詳しく見る時間もなく)
少し雑貨を買い、最後、
クレジットカードを差し込んで、自分で決済するレジに、
さくっと誘導されてしまった。
他のレジは並んでいたので、なんとかやってみたら、できた…。
(わからなかったら、教えてくれそうだったけど)
ほー。外国みたいな雰囲気。
日本もこういう時代になるのかな。
9月26日(木)
朝、ヨガへ。
帰って、そっからお弁当をつくって、
今日は、楽天の1軍のほうの試合を、くにぞうと見に、西武球場へ。
鉄平がいない1軍ではあるけど、
今日だけは、偶然くにぞうが休みの日で、現場にいけるから、
やっぱり行こうか、ということになって。
今日、楽天が勝って、
よその球場で試合のロッテが負けた場合だけ、
球団創設以来、初めてのパリーグ優勝が決まるのだ。
西武球場は、
外野の応援席が、
真っ赤(ユニフォームのクリムゾンレッド)に染まって、
みんなものすごい大声を出していた。
私達は、内野席。
周りもけっこう楽天ファンが集結してて、こんな雰囲気は初めて。
今日ばかりは駆けつけました!、という印象。
関東にも楽天ファン、けっこういるなあと思う。
3-1で負けていたのだけど、
7回の2アウト満塁から、
AJの逆転タイムリーで、なんと4-3に勝ち越し!!!
そっから、「ハウザー、がんばれ~!」
「斉藤、頼むよー!」みたいにヒヤヒヤ。
なんとか押さえてくれる。
途中、ロッテの勝敗が気になって、スマホの速報を見まくり。
最初、ロッテが3-0で勝っていたから、
あー、今日は優勝はないか…、と思っていたら、
日ハムが逆転して、6-3に!
「うわーっ!!! よし、よし!」とか騒いでたら、
隣のひとりで来ていた楽天ファンのお父さんも、
こっちの様子に気づいて、
なんだか経過を気にしているようだったので、
「逆転しました!」とスマホの速報を見せてあげたりする。
「おっ!」と喜んでいるお父さん。
でも、最後ロッテが9回に2点追いついてきて、
「きゃー、1点差になってるー!」と気が気じゃない。
くにぞうも、
「アウトカウントが増えない…」(ロッテの攻撃が続いてる)
とひやひや。
目の前は、もう、マー君が出るか、どうかで、
もうどうしていいやら。
で、どの時点だったかもうよく覚えてないけど、
くにぞうが、スマホ見て
「終わった、終わった! 日ハム勝った!」と言ってて、
お父さんにも報告。
あとはこっちが勝てばいいのだけど、
たった1点のリード、守りきれるか…。
そして、9回
ついに、ほんとに、マー君出てくる…!!!
西武球場はブルペンも丸見えなので、
その他のピッチャーが拍手して送り出す雰囲気からして、
なんかもう感極まってくる…。
場内も、すごい歓声…。
しかし、マー君、ランナー出してしまい、
ランナー2、3塁で、まだ1アウト。
ひとりでも打たれたら、もう同点か逆転になってしまう。
が、そこから、栗山、浅村に
あの「伝説の8球」と言われる
全部150キロ以上の、全部ストレートでの、
連続三振!!!
あとでテレビで見ても、
あんなの絶対に打てません!という球ばかり。
ほんとにすごい!!!
もう周りの人も、私達も自然に立ち上がって、
ひとつストライク入るたびに、大歓声。
そして最後、空振り三振!!!
いやあー、ほんとに優勝…。
すごすぎる。
(その瞬間。この後ろに、私らが…)
(外野の応援席。絶対泣いてるよね…)
隣のお父さんも、胴上げなど見てから、
「ありがとう!」と帰られるので、
「よかったですね!」と挨拶。
帰りに、外野の応援席の後ろを通っていくと、スピーカーで叫んだり、
応援歌をえんえん歌ったりで、誰もしばらく帰らなそう。
ちょっとだけ、混じって見る。
ほんとにみんな嬉しそうで、よかった。
(出てないのに、鉄平ユニフォーム46の人もたくさんいた)
******
そして、
くにぞうと「いやー、すごい日に行けたね…」と話しながら、電車へ。
気のせいか、いや気のせいではなく、
電車の中でも
楽天ユニフォームを着た人が、かなり多かったような気がする。
普通、西武の本拠地だから、けっこうみんな脱いで帰るんだけど。
「俺らのチームが勝った」みたいな気持ちを感じる。
私は、知らない人が、誰のユニフォームを着ているか、
みんなの背中を見るのが楽しみ。
(おー、ラズナー? わっ、小坂~!
おっ、磯部…! 昔からですね、とか…)
でも、ふっと我に返ると、
ここに鉄平がいないことが、ほんとうにさびしく、悲しい。
誰よりも、あそこに混ざっていたかっただろう。
2位になった頃の、
私が大好きだった選手達、
岩隈、草野、直人、高須、真人(豆)、小坂、ウッチー、
みんな、みんな、
どんなに、ここにいたかったことだろう。
でも、チームってそういうものなんだよね。
ずうっとその人達ができるわけじゃなことくらい、
わかっているのだけど。
まさか、私がこんな複雑な気持ちのまま、
優勝するなんて、思ってなかった。
こんなことってあるんだな。
でも、ずうっと待っていた東北のファンの人や、
震災の後から、
「底力を見せる」と言ったまま、ずっと苦しんだ嶋の気持ちを思うと、
ほんとうに勝ってよかった。
そんな、すごい、夜だった。
9月28日(土)
夕飯の一品。
じゃがいもとラム肉の塩炒め。
くにぞうが、大きい固まりの輸入のラムを買って、
(なんで急にこんなの買ってんの? という。安かったらしい…)
小分けに冷凍したもの。
多少スジっぽかったため、細かく切って、
じゃがいもと炒めたらおいしかったです。
9月30日(月)
くにぞうがイクラが食べたそうで、
「すじこ買っていい?」と言うので、
「つくろうか?」と。
ずっと以前も、何回か、
すじこからイクラ醤油漬けをつくったことあって。
(日記に載せたかな?)
以前住んでたところの魚屋さんから、この方法を教わったのだった。
餅網(普通のがスーパーになくて、これは足付きの網をネット購入)
に、
すじこをこのまんま、網にこすりつけると、
下にポロポロと、細かく粒が落ちて行くのです。
破れそうに思うけど、ほぼ破れない。不思議…。
それを、お湯で洗うんだったかな。
(お湯で洗うパターンのほうが、脂っぽいのが落ちる気もする)
ネットでも、
「いくら 醤油漬け 餅網」と入れると、検索できますが、
いろんな方法があるよう。
お湯で洗うと、いったん白く濁りますが、
また水で洗って、きれいになります。
で、それを調合した汁(酒、みりん、醤油)
に入れるだけ!
けっこうすぐ食べられると思いますよ。
ご飯にのっけて。
手でほぐす方法もありますが、
餅網のほうが、断然早くておすすめです。